「行っただけ」で満足ですか?海外インターンを本当に成功させるために知っておきたいこと

 

みなさん、こんにちは!
大学生の夏休みも中盤!海外旅行に短期留学、海外インターンなどアクティブに活動されている人も多いのではないでしょうか?今日は、そのなかで、ますます注目を集める海外インターンシップの裏側に目を向けます!

7月12日、渋谷で行われたGlobal Internship Fairにお邪魔してきました。
本イベントは、外国人留学生と海外志向を持つ日本人学生を対象としたもので、40か国250人の学生たちが参加したということです。
主催はGLナビゲーション株式会社。学生と受け入れ企業をマッチして理想のインターンシッププログラムを提供しています。
今回は、神田滋宜(かんだしげよし)社長へのインタビューから、普段なかなか聞けないインターンプログラム作成側の意図や本音をお伝えしちゃいます!

 

当日は、グローバルマインドを持つ日本企業が世界からの学生を惹きつけようと熱いプレゼンテーションを繰り広げていました。そんな中、会場の一角では3か国5社での海外インターンシップが紹介されており、日本人の学生たちが熱心に耳を傾けていました。

今回のイベントで紹介されていたのは中国、ミャンマー、ベトナムで、それぞれ約2週間のプログラム。お話を聞いていて「2週間って短くない?」「短期で行くことに意味はあるの?」「受け入れる企業のメリットって?」など、様々な疑問が浮かびました。そこで、会場に現れては学生たちと親しげに話す、神田社長に突撃インタービューさせていただきました!

 

-そもそも学生のうちにインターンシップをする意義とは何でしょうか?大学生には他にもたくさんの選択肢がありますが、就業経験をする意義はどこにあるのでしょうか?

僕は大学生の時、大学の授業の面白さを全く感じられませんでした(笑)。大学に行く意義って何なんだろうと考えていた時に、就職活動を終えた後に、たまたま知り合いの先輩からお誘いを受けてインターンをやりました。そこでインターンをやったことで、学生生活が大きく変わりました。その後、事情があって学生時代が長くなったのですが(笑)、働きながら学校で学ぶことで、初めて授業の面白みを感じるようになりました。そこで気が付いたのが、「現場で役立つことを大学が教えていない」のではなく「現場を知らない大学生はどこに注目して授業を聞けばいいのか分からない」のだということです。

インターンは、知識や経験の大きなインプットに留まりません。むしろ、頭の中にあるものを実際に形にしてアウトプットできる機会でもあります。自分がこれまで学んできたものを社会に反映させてみることで本当にたくさんの気づきを得られます。仮にそれが文学部など、ビジネスとは一見距離のあることでであったとしても同様です。源氏物語を学んでいる人が、「源氏物語における登場人物の心理から考えるマーケティング」みたいなことを考えたら、それこそ大きなイノベーションが生まれるかもしれません。

 

―今回出展しているプログラムは2週間のプランがほとんどですが、その短期間で得られるものはあるのでしょうか?

たしかに2週間は短いです。僕も本当は、海外インターンシップに行くなら半年や1年、長期で行ってほしい。と考えています。一方で、短期インターンと長期インターンではインターネットの検索数には、10倍以上の差があり、短期インターンのほうが学生のニーズがあります。いきなり覚悟を決めて、長期間海外で働くというのは相当ハードルが高いのでしょう。だからこそ第1段階として短期間のインターンシップを経験することで、ダイナミックに変化を続けるアジアを体験してほしいですし、そもそも海外に一歩踏み出すことを後押ししたいとも思っています。
2週間ですが、私達のプログラムでは、国内での事前研修と振り返りの研修もあるため、準備も含めると実質的には1ヶ月近くになります。また、短期間でアウトプットを残さなければならないため、内容としてもシビアです。このプログラムで、海外で、ビジネスでアウトプットを残す達成感や困難さを経験してほしいですね。そうやって得た発見を次の段階に生かしていただきたいと考えてます。

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―2週間、学生の受け入れを了承する企業側にはどんなインセンティブがあるのでしょうか?

実はここが私たちの腕の見せ所なのです。2週間は、一見すると学生が具体的に何かを学ぶにも、受け入れ企業が何か利益を得るにも短い。だからこそ、私たちが学生・企業の両者にメリットを感じてもらえるプログラム作りを目指すわけです。たとえば、2週間で新規開店するカフェのメニューを作るというもの。これなら学生は2週間でも達成感を得られるし、企業側も具体的なメリットを享受できるのです。

 

―学生と企業を繋ぐ立場として、インターンシップを終えた大学生がこんな風に成長してほしいという願いはありますか?

人と違うことを、自信をもってできる人になってほしい。学生時代にせっかく留学やサークルで多様な経験をしても結局就職活動の時に同質化してしまうんです。僕はここに大きな疑問を感じました。出る杭になることに大きな抵抗を感じてしまうのは、これまで人と違うことをして認められたことがなかったり、人と違うことを批判されたりしたことが原因でしょう。

人と違うことであっても、自分が必要だと思ったことをアウトプットする。これこそ、自らが必死に何かに打ち込めることであり、結果として成長や充実があると思います。

 

―私自身、「インターンに行けば必ず成長できる」という世の中の風潮があるように感じ、反発を覚えています。インターンシップに行けば必ず成果はついてくるのでしょうか。

インターンシップをすることは、新たな環境に身を投じることですから、それだけで何かを得たような感覚を持つかもしれません。しかし、インターンシップ参加者がみな同じような成果を出せるわけではもちろんない。どれほどの成長を経験するかという点では、二極化しています。与えられた環境に感謝し、設定した目標を達成すべくがむしゃらに頑張る、さらにその目標を超えた所に自らの新たなゴールを設定していく学生。一方で、思うように成果がでないことを周囲の環境などのせいにし、課題から逃げて終わる学生。現在の就職活動では「海外インターンに参加した」ということに価値があるように言われることもありますが、実際にはその中身に注目するべきであって、本当の差はインターンのその先に生まれるのです。

Interviewed in July 2014

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