ふつうの若者がタイで日本語教師に?!経験者が語る、日本語パートナーズの”今” 

 

初めまして!

私は、どこにでもいるような至ってふつうの若者です。

将来への不安は感じつつ、それでいて行動に移せないような。
意識高い系とマイルドヤンキーのちょうど真ん中の存在のような。

そんな私がタイで「先生」と呼ばれ、日本語を教えています。

 

「日本語パートナーズ」とは?


なぜなら「日本語パートナーズ」という国際交流基金アジアセンターのプログラムに参加しているからなのです!

あなたは「日本語パートナーズ」をご存知でしょうか?以前、アセナビで取材をしていました。

“日本語パートナーズ”派遣事業は、ASEAN諸国の主に中等教育機関(中学もしくは高校)の教育現場で日本語を教える教師と日本語を学ぶ生徒のパートナーとして一定期間“日本語パートナーズ”を派遣するプログラムです。

(参考:日本語教育経験不要!熱意があれば学生でもASEANの日本語教育の現場に入り込める「日本語パートナーズ」に注目!

私の場合は、タイのナーン県というタイとラオスの国境にある学校に派遣されました。

Nan - Google Maps

 

日本文化の伝導者!「日本語パートナーズ」の具体的仕事内容とは?


任地で行う仕事を大きく3つあります。

 

①タイ人日本語教師のアシスタント

実際に教室へ入り、日本語を教えます。

しかし、教えるといっても、あくまで主役はタイ人教師です。私がすることは以下の通り。

  • 授業計画やネタを一緒に考える
  • 日本語発音練習のお手本をする
  • 生徒一人ひとりを見て回り、遅れている生徒のフォローをする

もちろん仕事はこれだけではありませんが、教室の中では主にこのような仕事をしていました。

日本語の授業を円滑にさせ、充実させていくのが日本語パートナーズの役割です!

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②日本文化の紹介

タイでは、中国語やフランス語、様々な第二言語の選択肢があります。

その中で、日本語を選ぶ生徒の多くは日本文化への関心がきっかけとなっています。

日本のアニメやマンガから始まり、「日本食が好きだから!」という理由も聞きました。意外なところでは、日本のお化けに興味があって、という学生もいます。

そんな生徒たちの興味に応えるのが日本語パートナーズの役割です!

実際に、私は生徒と一緒にタイ人に人気の「たこ焼き」を作りました。タイでは、たこもいかも同じปลาหมีก(プラームー)という言葉で、特別な区別はありません。

そのため、タイでは「たこ焼き」が売っていても、中身が「いか」であることもしばしば。また、タイでは日本のキューピーマヨネーズでさえも現地向けに甘くされています。

日本の「たこ焼き」は「たこ」を入れること。

マヨネーズはタイのものは違い、甘くないこと。

生徒たちは今までに食べてきた「タイ式たこ焼き」との違いを理解しながら、自分たちで作った「たこ焼き」を美味しそうに食べていました。

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他にも、のり巻きを作る体験や書道、浴衣を着てもらうなど、日本文化への理解をさらに深めてもらう活動を考え、行います。

 

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③現地での文化交流

人によっては、地域に日本人が全くいない学校に派遣されることもあります。その場合、現地の人にとってはその日本人が「日本を知るメディア」となります!

「日本を知るメディア」となったぼくは、人の集まる市場で交流したり、地域のイベントに参加したり、現地の人とスポーツをしたり、日本人のいない学校へも日本語を教えに行くこともしました。

このように、触れ合う人数を積極的に増やし、交流していくことも日本語パートナーズの役割です!

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自分で考え、形にしたからこそ得られる達成感がある!


私は、「日本語パートナーズ」として多くの体験ができました。その中でも特に「自分で考え、実行しなければ何も生まれない」ということが、このプログラムの特色であると感じます。

・ 完璧でないコミュニケーション

・「日本語パートナーズ」は任地でマイノリティー

その環境下で、自己満足で終わらず現地人に興味を深めてもらうような授業・文化紹介を作っていくということは、本当に大変でした。時には、現地教師と意見がぶつかることもあります。

それでも、「形」にして、発信していくことで、生徒や現地の人の理解・感動・驚嘆といった新鮮な表情を引き出せたとき、ほんとうに大きな達成感を得ることができます。

それは、旅行や語学留学では決して味わうことができない、ディープで貴重な経験だと断言できます!

資金や語学力、経験不足がネックとなって、海外へと飛び出す一歩が踏み出せない、そんなあなたこそ、このプログラムに参加してみてはいかがですか?

 

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ABOUTこの記事をかいた人

武正 直之

早稲田大学5年目。タイ・ナーン県での「衣食住働」の経験を生かし、ディープなタイの情報を中心にアセアンの魅力を少しでも伝えることができたら。その先に、「アメリカやイギリスよりも、ASEANで働く方がなんかいいな。」と思ってもらえるように頑張ります。