なぜ日本社会は「チームワーク」 を求めるのか?!一匹狼がビジネスで成功しないワケ #グロキャン日記③

 

社会におけるチームワークって、一体何なんだろう。

 

数年間チームスポーツを経験してきた私ですが、どうも社会におけるチームワークの必要性にピンと来ない。そもそもビジネスにチームワークは必要なのか?とまで考えたり…。そんな私をも納得させた「なぜ日本社会は「チームワーク」 を求めるのか」が今回のテーマです!

この記事では私がグロキャンで体感した実体験をもとに、チームワークについて今絶対に知っておくべきノウハウを一挙にお伝えさせていただきます!

前々回記事:1週間でわたしは変われる!グローバルでビジネス成果が出せる人材へ #グロキャン日記①
前回記事:成果を出したいあなた!今知っておきたい、「WHYの追求」 とは #グロキャン日記②

「自分でやった方がうまくいく」 は根拠のない自論だった

(グロキャン参加学生 / 個人ミッションを行う様子)

 

就職活動など面接の場でよく問われる質問。

「チームで何か成し遂げた経験について教えてください。」

 

…ってまたその質問かよ!それを聞いて何になるんだよ!なんて、一度や二度思ったことはありませんか?ちなみに私は、この質問を問われるたびにいつもこう思っていました。

 

「でたよ、またテンプレートみたいな質問…。」

もっと私のことを聞いてよ!ってずっと思っていたんですよね(笑)。

しかし実はこの質問、私にとってかなり答えづらい質問でした。なぜなら、私はチームワークで結果を出すことが出来ないタイプの人間であったからです。とはいえ、私が決して社交性のない人間という訳ではございません!(笑)。中高ソフトボール部でキャプテン・副キャプテンをやっていたぐらいの人間ですから、コミュ力は抜群だと思っています(笑)。

しかしながら何かチームでの成果を求められる時に限って、私は自分の力を十二分に発揮することができませんでした。

なぜなら、チームワークのゴールというのを「チームとして成果を出すことではなく、個人として成果を出すこと」とずっと考えてきたためです。だから私はソフトボールをしていた時も、守備よりもバッティングの方が断然好きでした。なぜならバッティングは一対一の個人勝負であるからです。私はチームのために打つという気持ち以上に、自分が活躍したいといった気持ちの方が明らかに強かった選手だったのです。

グロキャンで学んだチームワークの意味

(グロキャン参加学生 / チームミッションを行う様子)

 

このように、私はこれまで完全に個人的な成果を重視する個人主義タイプの人間でした。しかしこの春、私はグロキャンに参加し、ついに変わることができたのです。なぜなら、実際にグロキャンでの2人1組のチームワークを通して、とても大事なことに気が付いたからです。

それは、2人以上が集まったグループで何か成果を求めるとき、個人プレーの集合では決してチームとして成果は出ないということ。つまり、チームワークが発揮されたときに初めてチームとして最大の成果を出すことができるということです。

このとき、チームワークのゴールが「個人として成果を出すことではなく、チームとして成果を出すこと」だと私は気付きました。

しかし、「チームワークより、自分でやった方がうまくいく」というような考えを払拭するためには、チームワークのメリットが何かをきちんと理解する必要があります。というわけで、次項ではチームワークによってどのような相乗効果が生まれるのか、グロキャンでの実例をもとに解説します!

チームワークで自分の限界を突破せよ!

(グロキャン参加学生 / チームミッションを行う様子)

 

チームワークにおいて理解しておくべきこと、それは先ほど説明したように「2人以上が集まったグループで何か成果を求めるとき、個人プレーの集合では決してチームとして成果は出ないということ。つまり、チームワークが発揮されたときに初めてチームとして最大の成果を出すことができる」ということです。

では、一体なぜチームワークによって、チームとして最大の成果を出すことができるのでしょうか?早速、私のグロキャンでのリアルな体験談をもとに説明いたします!

グロキャンのミッションは主に2人1組のチームワークチームミッション。冒頭でもご紹介した通り、私はチームワークに苦手意識を持っていたため、

「え、今からチームワークするの…」と実は心の中で思っていました(笑)。

しかしグロキャンを経て、「チームワークって最高!」と思えるまでになったのです。なぜなら、今はチームワークの良さを理解しているからです。

 

では、チームワークのメリットとは何か。

それはタスクを各個人に割り振ることで、各個人がそれぞれの強み・弱みを活かせる最適なフィールドで勝負ができるという利点です。

チームワークには自分の強みを活かす適切なポジションがあります。一方で苦手意識としている弱みの部分は、チームメンバーと互いにうまくカバーしあうことができます。これがチームワークにおける最大のメリットなのです。

では、それぞれの強み/弱みを活かすための各自のポジショニングを一体どのように把握するのか?タスクの分解方法としてひとつ、PDCAをご紹介します。

チームワークで自分の力を最大限に発揮せよ!

(グロキャン参加学生 / チームミッションを行う様子)

 

それぞれの強み/弱みを活かすための各自のポジショニングを、PDCAから一体どのように把握するのか?

っとその前に、成果を出すために用いる、PDCAについて復習です!

PDCAとは「Plan・Do・Check・Action」の頭文字を並べた言葉で、Plan:計画を立てる→Do:実行する→Check:評価する→Action:改善するという4つのフェーズを順に行うことで、仕事の効率を上げるという手法のことを言います。

(詳しくは前回の「成果を出したいあなた!今知っておきたい、「WHYの追求」 とは #グロキャン日記②」にて公開中!)

 

さて、強み・弱みを活かすポイントがPDCAの中にあるというのは一体どういうことなのか?以下の図をご覧ください。

このように成果を出すまでに、プランニング、アイデアを実行する、成果を出す3つのプロセスが必要です。

そのプロセスの中で、チームメンバーはそれぞれの強み・弱みを活かした最適なポジショニングをとる必要があります。そこでチームタスクの分解に用いるのが、PDCAなのです。

実際にグロキャンのチームミッションでは、チームパートナーのMちゃんがアイデアマンとしてプランニング(PDCAのP)において力を発揮し、私が市場調査(PDCAのD)の段階で力を発揮しました。その結果、実際に他者からも評価されるなど、プレゼンテーションは大変満足のいく結果で終えることができたのです。

ちなみに、プランニングや市場調査の中にもPDCAが存在するため、私がアイデア出しを全くしなかったという訳ではありません。要は、プランニングの段階ではMちゃんがリーダー役を担い、市場調査の段階では私がリーダー役に徹したという訳です。

 

当然ですが、それぞれには得意/不得意なことがあります。だからこそ、個人ではなくチームでしか成し遂げることのできないことがたくさんあるのです。

日本社会でチームワークが求められる理由、それは個人の枠組みを越えたチームとしての大きな成果がビジネスでは常に求められているからなのかもしれません

 

さあ、あなたはもうチームワークの目的・メリットそれぞれのポイントを抑えましたね!

最後にチームワークを行う前に、もう一点だけ確認しておきたいことがあります。それは「チームワークを始める前に、知っておくべき4つのプロセス」です。このプロセスを知っているだけで、今後チームワークがうまく機能するかも!?…ということで、早速ご紹介いたします!

チームワークを始める前に、知っておくべき4つのプロセス

(グロキャン参加学生 / 話し合いの様子 )

 

チームワークであまりうまくいった試しがない、そんな方にぜひ伝えたいことがあります。それは、チームビルディングを円滑に行う方法です。早速そのプロセスをご紹介しましょう!

 

チームワークを始める前に、知っておくべき4つのプロセス

⑴ まずは自分の弱み(苦手意識)を自分自身が認める

⑵ 自分の弱みをチームのメンバーに共有する

⑶ それぞれの強みをどのように活かし、弱みをどうやってカバーしていくかを話し合う

⑷ チームのゴールに向け、自分がチームの為にすべきことを実行する

 

上記のように、それぞれの強みを活かすことも大切ですが、弱み(苦手意識)としている部分を互いにカバーしあうこともチームビルディングにおいてとても大切なプロセスです。

その上でチームビルディングにおいて最も大切なこと、それは自分からチームメンバー全員に心を開示し、またメンバー全員からも信頼してもらうことだと考えています。

では、「人が心を開く瞬間」というのは一体どんな時でしょうか?あなたが過去の栄光やこれまで成し遂げてきた経験を熱く語っている、そのような瞬間なのでしょうか?

 

答えはNOです。

そのかわり実際に人が心を開く瞬間とは、その人があなたの過去の挫折体験や悔しい感情に触れた時。つまり、あなたのパーソナルな部分に触れた時だと私は考えています。だからこそ、自分の弱み(苦手意識)を共有することで、人は「この人と一緒に頑張りたい」と感じるのです。

したがって、まずは自分の弱みを自分自身が認める、そして自分の弱みをチームのメンバーに共有することでようやく、チームの絆が生まれるのだと考えています。この状態になれば、あとはチームとして力を発揮するのみです。それぞれの強みをどのように活かし、弱みをどうやってカバーしていくかを話し合う、そしてチームのゴールに向け自分がチームの為にすべきことを実行すれば必ず、チームとして最大の成果を出すことができるのです。

総まとめ

今回のテーマ「なぜ日本社会はチームワークを求めるのか?!一匹狼がビジネスで成功しないワケ 」におけるキーワードは、「チームとしてのゴール(目的)の理解」「自己理解」そして「他者理解」の3つです。

さぁ、もうこの記事を読んだあなたは、チームワークのメリット・自分の役割・チームメンバーとの関わり方の3つのポイントを抑えたはず。あとは、これらそれぞれのポイントを一度実践し、自分の中でそれを定着させることが必要となります。

その第一歩として、ぜひミッション実践型インターンシップ「グロキャン」に参加し、この「チームワークの攻略法」を実戦してみてはいかがでしょうか?

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★グロキャン特集、3編に渡りすべての記事をご覧頂きまして、誠にありがとうございました!今後とも、アセナビライター林美鈴の活躍を乞うご期待ください!