インドネシアに革命が起こる瞬間は来るのか?【今週のASEANニュース】5/8号

2016.05.08

こんにちは、前々回も同じことを言いましたが、ASEANで一番好きな国はどこかと聞かれたら、インドネシアかシンガポールで迷い、最終的にシンガポール国立大学への留学を決めた長田壮哉です。

前々回|日本企業がインドネシアを渋滞から開放する!!【今週のASEANニュース】4/24号

さて、最近僕がASEANニュースを担当しているせいか、インドネシアとシンガポールのニュースに偏っている気がしますが、もう少しお付き合いください。

最近は2年前にタイへ行く直前に関空で買った本を読み返しています。日本企業はアジア進出を加速させていますが、うまくいく例もあれば、うまくいかない例もあります。その様子を取材した江上剛氏による『負けない日本企業』を読んでいると、もう感動してしまいました。

交通マナー違反に物申す!

「歩道にオートバイ、体張って「ストップ」!インドネシア女性に称賛」AFP News

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さて、インドネシアの渋滞のひどさは何度も取り上げてきたものの、もう諦めかけていた筆者ですが、ついに変化の兆しが現れたようです!

あるインドネシア人女性が、歩道を走るバイクドライバーらに怒り、両手を広げて止めようとする写真が話題となっています。

その女性は取材に対し「多くのオートバイの運転手が私に腹を立て、どけと言われたり、『狂った女』などと言われたりしたけど、気にしない。私の方が正しくて、彼らの方が間違っているんだから」と述べたそうです。

このような変化が出てきているのは望ましいことですが、インドネシアの渋滞が解決されるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。新幹線や地下鉄を建設して経済規模を大きくさせるのもいいですが、もっと先にしなければならないことがあるようですね。

ポイ捨てに物申す!

2015年3月にインタビューさせていただいた、芦田氏率いるジャカルタお掃除クラブが、2度目の日本視察をする予定です。期間は5月18日(水)から5月30日(月)で、東京、奈良、大阪を巡りながら日本の掃除文化やエコ技術を学びに来てくれます。

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参照|インドネシアのゴミ問題を通して人々の意識を改革し、より良い社会を築く!ジャカルタお掃除クラブ代表 芦田洸氏 

ジャカルタお掃除クラブは2012年4月29日に発足し、先日4周年を迎え、ジャカルタのイオンモールにて記念祭が開催されました。訪日できるメンバーは、多くの訪日希望者の中から選ばれたたったの9人だけです。

(1回目の日本視察様子)

ただ、ここで強調したいのは、日本人も今一度ゴミに対する意識を再確認してほしいということです。よく訪日観光客は日本の街の美しさに感動してくれているようですが、日本では繁華街にはゴミがたくさん落ちていますよね。

それを綺麗にしてくれているのは、清掃の方々で、そのゴミを生み出した本人ではありません。

13170579_554820298050405_1509598325_o(賑わう夜の道頓堀)

13161448_554820314717070_1416107249_o(清掃員の方によって綺麗にされる朝の心斎橋)

そういえば、シンガポールも清潔なイメージがありますが、それは清掃の方々のおかげではないか?という声も。

実際にFINE COUNTRYとして有名なシンガポールで、ポイ捨てをして罰金を科せられたのは外国人ではなく7割が永住者だという調査結果もあります。

これを懸念したリー・シェン・ロン首相は去年、「シンガポールは、掃除員の努力により清潔にされた国というのではなく、国民自らが自発的に清潔にしている国であるべきだ。」と主張しました。

日本の清潔さは世界でも圧倒的だと思いますが、リー・シェン・ロン首相の言葉は、日本にも当てはまるのではないでしょうか。

参照|日本を見習おう!「fine city」と呼ばれるシンガポールで教室の掃除を義務化

ASEAN QUICK NEWS

 

 

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長田壮哉 / Masaya Osada

関西学院大学商学部ファイナンスコース5年目。ASEANデビューは高校1年の時に修学旅行で訪れたシンガポールとジョホールバル。大学1年の時に参加したインドネシアでのインターン中に「熱気」と「可能性」を感じ、その後はタイでのボランティアや、ASEANを周遊しながら現地でのインタビューを経験。さらには、ASEAN発足日である8月8日に生まれたということに運命を感じ、ASEANと日本を繋ぐ"Mr. ASEAN"になるべく、ASEAN10カ国を完全制覇。2016年7月~2017年5月にかけて、トビタテ!留学JAPAN4期生新興国コースとしてシンガポール国立大学での修行を終えたものの、2018年4月から再びシンガポールへ渡り外資系投資銀行に就職予定。将来の夢はアジア最強の名門大学を設立すること。一番好きな国は日本。