インドネシアに留学中の二重作です。インドネシア大学での留学生活が始まって、1ヶ月が経過しました。今回は、インドネシアで生活をしている中で感じた日本文化について、皆さんにお伝えしたいと思います。
大学で開かれる日本フェス”GJUI”がアツい!
インドネシアに来て感じることは、日本文化の人気ぶりです。
アニメを始めとして、日本食・ファッション・自動車や電気機器など…日本発のものをあらゆる場面で見かけます。
さて、先月インドネシア大学では日本フェス”Gelar Jepang Universitas Indonesia (GJUI) ”が開催されました。このフェスティバルは、毎年インドネシア大学の日本語学科によって主催されているものだそう。
(GJUIのマスコットキャラクター。毎年キャラクターが変わるそうです。)
GJUIには、日本食の出店が多数あるほか、コスプレ販売やお化け屋敷など日本らしい出し物が沢山ありました。最終日には、日本のアイドル「サイレントサイレン」がライブをするなど、大盛り上がりでした。
なにより驚いたのが、インドネシア大学の学生に
「こんにちは!」
と日本語で話しかけられたこと。日本語学科なので話せて当たり前だとは思うのですが、本当に流暢な日本語で圧倒されました!
高くても人気!? 日本料理
インドネシアだけではなく、東南アジア諸国に日本食のお店が進出しているのは、ご存知の通りだと思います。
インドネシアに新しく出来たイオンモールには、日本食を楽しめるフードコートがいくつかありました!
価格帯は日本に比較すると安いことことが多いのですが、インドネシアの一般的な価格と比較するとやっぱり高い印象です。
例えば、たいやきは150円だったのですが、屋台でナシゴレンと飲み物を注文できるような値段。決して安くはないのですが、それでも多くのインドネシア人で賑わっていました。
インドネシア人に好きな日本食を訪ねると絶対に返ってくるのが「お寿司」。ですが、生の魚を食べることに抵抗がある人も多いようです。
「たまごの寿司が好き!」という人も中にはおり、
生の魚じゃないとお寿司とは言えないじゃないか!と日本人の私としては叫びたいところなのですが…。
インドネシア風のアレンジが加えられつつも楽しまれているようです。
インドネシア版マンガのクオリティが高い!
日本のマンガはとても人気。本屋に行くと、日本のマンガが所狭しと置かれています。
最近はインドネシア人漫画家も増えているようで、少女マンガもありました。
日本人が書いたかのようなイラストのタッチに驚き!なのですが、よく見ると登場人物がジルバブ(ムスリム女性がつけるヴェール)をつけていたりと、日本にはないインドネシアらしい場面も。
中には「マンガの書き方」なる本も置かれており、今やマンガは読むだけではなく自分たちで「描く」ものとしても楽しまれているようです。
さいごに
インドネシアに来てまだ長くはないのですが、この1ヶ月ほどで日本文化を垣間みる事ができ、日本人として嬉しく思います。
ただ単に日本文化をそのまま取り入れているのではなく、インドネシア流にアレンジが加えられている点がとても面白いです。
日本みたいだけれど、どこか日本と違う。インドネシアで普段と違う角度から日本文化を見つめてみると、新たな発見があって面白いかもしれません。