2015年、エアアジアは「ワールド・ベスト・ローコスト・エアライン」に選ばれました。今年でなんと7年連続の受賞です。これは、これは、SKYTRAX社がお客様満足度や機内・空港で提供されるサービス水準等を基に、最優秀の航空会社を選出しているものです。
(画像引用)The World's Best Low-Cost Airlines in 2015
LCCの先駆者であり、そして挑戦者であり続けるエアアジアの新サービス。
その名も" エアアジア アセアンパス "。東南アジア域内を、自由に飛び回ることのできるのです。
「聞いたことはあるけれど、ルールがよくわからない。」
「アセアンパスって何??」
というあなたへ。アセアンパスの基本情報やメリット・デメリットをご紹介します!
目次
これであなたもASEANマスター!?
アセアンパスとは、東南アジアを飛び回る回数券のようなものです。
エアアジア10クレジットまたは20クレジットを始めに購入します。航空券を予約すると自分が持っているクレジットが減っていくというシステムです。片道1~5クレジットで航空券と交換出来るため、20クレジットもあればASEANを何ヵ国も周遊することが可能です。
種類
2種類「エアアジア アセアンパス」と「エアアジア アセアンパス プラス」
(画像引用)AirAsia.com
料金
日本円ではアセアンパスが18,000円、アセアンパス プラスが32,000円です。
購入時期によっては外貨で購入する方が安くなる場合があります。購入前に一度外貨レートを確認してみるのもいいかもしれませんね!
利用できる地域
ASEAN加盟国
タイ・マレーシア・ブルネイ・インドネシア・シンガポール・フィリピン・ベトナム・カンボジア・ラオス・ミャンマーの10カ国で利用可能です。
(画像引用)日本アセアンセンター
使用期限
最初のフライト日から数えて、アセアンパスが30日間、アセアンパスプラスが60日間です。
※いずれも購入日から1年間が有効期限で、1年を過ぎると失効します。
対象路線
140路線以上!
==片道1クレジットの路==
・バンコク発着⇔プノンペン、シェムリアップ、ハノイ、ホーチミン市、ペナン、メダン、ヤンゴンetc.
・クアラルンプール発着⇔プノンペン、ホーチミン市、プーケット、ランカウイ、バンダ・アチェ、シンガポールetc.
==片道3クレジットの路線==
・クアラルンプール発着⇔ブルネイ、シェムリアップ、バリ、ビエンチャン、コタキナバル、ヤンゴン、セブ、バンコク、ハノイetc.
※インドネシアの国内便は3クレジット~5クレジットです。
(参照:エアアジアの「ASEANパス」が発売開始!日本価格より2千円安く「アセアン周遊」を楽しむ方法とは?|グロビジ!)
ココ注意!使いこなすのは至難の技
ここからが重要です。これらのパスには細かいルールがあります。
・予約は出発日の14日前まで。
・クレジットとの引き換えは運賃のみで、空港税や追加手荷物などの追加サービスは別途支払い。
・週末、祝日、学校休暇日等はパスが使えない。
・パス利用中に同じルートは通れない。
(例)✕ バンコク→チェンマイ→バンコク→チェンマイ
◯バンコク→チェンマイ→スラタニ→バンコク
アセアンパス利用者からよく聞くのは「そもそも予約が取れない!」という声。
「一般に空席がある便でもパスでは予約が出来ない」という状況は珍しくないようです。各便に割り当てられているパス適用の座席数が制限されていることが考えられます。
またパスを購入しないと利用可能な路線を確認出来ないため、あまりの選択肢の少なさに驚く購入者も少なくないようです。
上手くいかないのもまた旅の魅力!
計画通りに旅をしたいあなたには、アセアンパスをオススメすることができません!(笑) ですが、普段は足を伸ばしにくいミャンマー、ラオスやブルネイに「ちょっと行ってみようかな!」という気分になりませんか?
利用可能な路線が見つからない時も、「他の案を考えてみるか!」と考える気持ちの切り替えが大切です。期間も30、60日間とまとまった時間を取れることが前提ですね。
国内外問わず、今のところ良い評判があまりないアセアンパス。ですが、使いこなせたらとてもかっこいいですよね!
心と時間に余裕があり、ゲーム感覚で楽しめるあなたにぜひ挑戦していただきたいです。上手くいった暁には、ぜひアセナビまでご連絡ください!
アセアンパスの詳細→Airasia.com
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アイキャッチ画像引用元:Taken by Kentaro IEMOTO from flickr *Modefied