アジアの国の料理と聞くと何を思い浮かべますか？
世界中どこでも見かける中華料理、韓流ブームで一躍有名となった韓国料理、
最近では薬草の利いたタイ料理など、アジアには美味しいご飯がいっぱいです。
では、ベトナム料理はいかがでしょう？
まだまだ馴染みが薄い方も多いはず。
アジア料理で大人気の生春巻き、フォーはベトナム発祥。
気づかないうちに、実はベトナム料理のファンになっている方もたくさんいるかも？！
そこで今回は女子大生3人がベトナム料理を食べ歩きしながら、その魅力をお伝えします！
屋台で食べるベトナム料理
現地の人に人気のある、ホーチミンベンタン市場周辺にある路上の屋台にやってきました。
その屋台でお勧めなのは
ブン・ボー・フエ（Bun Bo Hue）。
ブン・ボー・フエとは「Bun=米粉の麺、Bo=牛、Hue=フエ」という意味。
「ベトナムの京都」と呼ばれる中部の歴史都市・フエの伝統的な麺料理です。
ベトナム全土で人気なために、ホーチミンやハノイなどの都市でも食べられますよ！
ちょっぴりの唐辛子とレモングラスの爽やかさが特徴で、トッピングはたっぷりの野菜。
ベトナムでは、更に唐辛子を入れて辛くして食べるのが人気のスタイルです。
（酸っぱさと辛さが、酸辣湯麺に少し似ているかも？）
ベトナム風お好み焼き
ベトナムにも、日本のお好み焼きに似た料理があるんです！
日本とは見た目も味も違いますが、
バインセオ（Binh Xeo）というベトナムの南部ではよく知られる料理です。
生地には、米粉、ココナッツミルク、ターメリックが使用されています。
生地の中には肉類やシーフード、野菜などが入っています。
ペーパーライスに入れて、さらに薬草や野菜を巻いて食べます！
生地のパリパリ感と野菜のシャキシャキ感、ペーパーライスのモチモチ感がたまりません。
隠れ家レストランで見つけたベトナムテイストのエビのカレー
仲良くなった現地の方に教えていただいたのですが、“foody.vn”という日本でいうぐるなびのようなサイトがあります。
そのサイトのランキング上位にあったQuan treというレストランに行ってきました。
ベンタン市場からタクシーで15分ほどの距離にあります。
お店は細い道の通りにあり、タクシーを下りてからさまよい歩くこと、5分。
隠れ家のようなレストランQuan treを発見！
そこのお勧めは、エビのカレー（Lau Tom）です。
ベトナム語でエビをTomと言います。
レストランなどでTomと見かけたら、それはエビを使った料理です。
さて、さっそくLau tomを注文しました。
川でから獲ったエビがスープカレーの中に入っています。
カレースープもエビのだしが利いていてとっても美味しいです。
気づけばみんな無言に...笑 無心で食べてしまうほどの美味しさです。
スープの中には野菜も多く、大きなオクラが印象的でした。
ベトナムのコーヒー
ベトナムではベトナムコーヒー（Ca Phe）が有名です。
カフェに行くとほとんどのコーヒーがベトナムコーヒーです。
「なんでアジアでコーヒーがこんなに有名なの？」と感じた方も多いはず。
理由は、ベトナムがもともとフランスの植民地だったことに由来します。
食文化から歴史がわかるのも面白いですね！
さて、ベトナムコーヒーの他のコーヒーとの違いは、専用の組合せ式フィルターで作ること。
抽出には10分ほど時間がかかりますが、濃厚な淹れたてのベトナムコーヒーは最高です！
ミルクの代わりにコンデンスミルク(練乳)を入れて飲むのも特徴です。
ベトナムの人たちにとって、外の屋台でコーヒーを片手におしゃべりをするのがくつろぎの時間。
ベトナムを訪れた際には、ぜひ試してみてくださいね。
いかがでしたか？
アジア料理として普段一括りに考えてしまいがちですが、
「ベトナム料理」として注目すると、その国人たちの好み、文化などがわかって面白いですよね。
ちなみに、ベトナム料理はタイ料理やマレーシア料理と違ってスパイシーではないので、
アジア料理が苦手だと思っている方にもオススメです。
日本でも、意外とベトナム料理のお店はたくさんあるので、ぜひチャンスがあれば味わってみてくださいね！
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