安く海外行くならやっぱコレ!日本とASEANをつなぐLCC4社

皆さんは「LCC」に乗ったことありますか?名前は聞いたことあるけど、実際乗ったことない!という方のために、LCCのおさらいとオススメLCC4社をご紹介します。

LCCとは、Low Cost Carrierの略で、一般に格安航空会社のことをいいます。飛行にかかるコストを徹底的に削減し、最低限のサービスを実施することで低価格運行を実現しています。

2012年にピーチやエアアジア(現在,日本ではバニラエアとして運行中)、ジェットスターなどが相次いで日本で就航し、LCC元年と呼ばれました。それからというもの、国内はおろか世界への距離はぐっと縮まり、安く、なおかつ気軽に海外旅行ができる時代になりました。

魅力は何と言っても、定期的に行われるセールです!!枠は少ないですが、破格の値段で海外に行けます!

 

LCCに乗るメリット・デメリット

LCCに乗るメリットはなんといっても値段の安さです!
例えば,成田〜シンガポールまで,ANAとスクートの値段を比較してみます。(6月上旬の値段)
ANAが往復68000円ほどかかるのに対し,スクートでは往復43000円ほど,なんと25000円の違いがあります!

LCCでは機内食がオプションとなります。つまり、食べたいときは食べる、要らなければ頼まない、という取捨選択ができます。
さらに、手荷物の重さが7kgまでの場合、荷物を機内持ち込みすることによって追加料金を支払わなくていいのです。

省けるところを最大限に省いたLCCならではの特徴ですね!

デメリットとしては,空港の立地が不便なこと,シートの幅が狭いことなどが挙げられます。
例えば、LCCの発着は成田空港が多いので、都内在住の方には少々遠いと思います。空港内では、出発ゲートまでが遠く,長い距離を歩かなければなりません。
気になる座席シートですが、体格の大きい人にとっては少し狭いかもしれません。常に膝が前の座席に当たっている状態です。5時間を超えるフライトだと相当辛くなるので注意が必要です。

多少のデメリットがあるとはいえ、値段重視の方はLCCの利用をオススメします!

そこで今回は、東南アジアに行く際に利用できるLCC4社をご紹介します。

 

認知度No1! エアアジアX

http://www.airasia.com/jp/ja/home.page

言わずと知れた、東南アジアにおいて多くの就航数を誇るエアアジアX。日本発着の空港は、羽田、関西国際空港(関空)、中部国際空港からです。ほとんどの便がマレーシアのクアラルンプールでの乗り継ぎが必要になってくるのですが、価格も安くとても魅力的な航空会社です。

羽田発は23:45分の夜中、寝て朝起きたらもう着いているという感じです!日にちが合えば、週末海外旅行だって可能です!

「ん、エアアジアX(エックス)?」と思われた方、エアアジアXは中長距離の飛行機が主に指し、エアアジアは近距離を指します。

例えば、「羽田→クアラルンプール」→エアアジアX
「クアラルンプール→バンコク」→エアアジア

と言った具合です。
違いはほとんどありません!

1つ注意があります!たとえ夏であっても機内が尋常じゃなく寒いのです!羽織るものを持っていくなどして対応したほうが良いです。
エアアジアは東南アジア域内の路線網が充実してます。価格もびっくりするほど安い時があるので、各都市を効率的に回りたい時はご利用をオススメします!

 

ベストLCCオブ・ザ・イヤー2012を受賞! スクート

http://www.flyscoot.com/index.php/ja/

シンガポール・チャンギ国際空港を拠点に運行している飛行機で、黄色い機体が特徴。日本から台湾経由でシンガポールに行くことができます。2回乗り継げば、ミャンマーやタイ、インドネシアなどにも行くことができます。

2013年には、アジア・太平洋地域世界LCC会議において、「ベストLCCオブ・ザ・イヤー2012」を受賞し、話題になりました。2012年6月に初めてオーストラリアに就航してからの一年足らずで300人以上のスタッフが従事し、4機飛行機を所有していて9都市に就航していました。その急成長と、今後の期待を込めてこの賞を取ったと言われています。

今年の秋には関空~シンガポールの直行便が出るとも言われています。また、来年にはタイ人の訪日観光客が多い理由などから、タイのノックエアと合わさって設立された「ノックスクート」という航空会社では、バンコクのドンムアン空港から成田への便も発航予定です。

スクートは他のLCCにはない良いところを持っています。
LCCに乗る際は空港での発着地が遠く,搭乗するにはバスで飛行機まで向かわなければならない場合がほとんどです。しかし,スクートは通常の航空会社と同じように,ボーディングブリッジを通って直接搭乗できます!

これからのますますの成長に期待です!

LCCの古株的存在! セブパシフィック

https://www.cebupacificair.com/

LCCにして,フィリピン最大の航空会社。
フィリピンのセブ•マニラを中心に、タイやベトナム、シンガポールなど、多くの東南アジア諸国への便があります。
2008年秋には関空に。つい最近の2014年3月に成田、中部空港への路線も増え、日本からの利用も便利になりました.

典型的なLCCのスタイルなので、機内サービスは完全にオプションで、座席指定にも追加料金を払う必要があります。

魅力なのは、ゴールデンウィーク中などピーク時の値段の安さです!ハイシーズンが日本と異なるため、とてもお得に旅行ができます。
また、セール時も超オトクです!!例えばマニラ→クアラルンプール(マレーシア)or シェムリアップ(カンボジア)だと片道4000円ほど。プーケット(タイ)までなら,なんと片道500円ほどで行けてしまうんです!!破格ですよね!

セール中は要チェックです!

 

タイからやってきた新星! アジアンエア

http://www.asian-air.jp/

タイの新しいLCCで、こちらもつい最近の2014年3月に就航しました。
今のところ、バンコクのドンムアン空港と成田のみですが、今年中には札幌や関空にも就航する予定です。

燃油サーチャージがかからず、手荷物も無料で23キロまで預けられるという魅力がありそうです!

また、3月31には、萌えキャラが描かれた新機体が発表されました!!!
ASEAN6カ国で放送されているテレビ番組『カルチャージャパン』のマスコットキャラクターの『末永みらい』です!マンガ・アニメなどを推進するクールジャパンに共通するものがあって、個人的には好きです!笑

路線もこれから増えることが見込まれるので、アジアンエアには期待です!

以上の4社が、東南アジアに行く際にオススメのLCCでした!
この4社以外にもまだありますが、これらをを抑えておけば問題無いと思います。ちなみに、LCCの代表格として有名なジェットスター。オーストラリアを訪れる際に利用すればは安いですが、東南アジアへの渡航はそこまで安くありません。

お手頃価格のLCCを利用して、GWや夏休みの計画を立ててみてはいかがでしょうか?