地球まるごと→自分ごと!はじめの一歩をインドネシアから

こんにちは!はじめまして、東京農工大学3年の鈴木さやかです。

今は農学部で生態学や地域社会学を学んでいて、夏から半年間インドネシアに留学します。

普段は野山に入って植生の調査をしたり、動物園で生き物の行動観察をしたり、農家さんのお手伝いをしたりという学生生活。

そんなリケジョの私が、なぜ東南アジアに興味を持ち、そこで何をしたいのか、お話ししたいと思います。

野生動物を守りたい!迷わず理系の道へ

私は小さい頃から動物が大好きでした。

テレビで、“北極の氷が解けてシロクマが大変!” “人間に住みかを追われた野生動物が絶滅寸前!”

そんな話を見聞きして、憤りを覚え「なんとかしなきゃ!」という気持ちのままに農学部へ進学しました。いつかはカナダで生態系の研究をしたり、北欧で環境問題について学んだりしたい。そのためにはお金を貯めなければいけないし、英語力ももっと伸ばさないといけない。

そこで大学1年の夏休み、セブ島へ2週間の語学留学に行ったのが東南アジアとの出会いでした。

初めての途上国で得たいくつもの気づき

初めての海外ひとり旅…。しかも途上国のフィリピン。

ドキドキしながら向かった先では、アジア各国から集まった同年代の仲間や、陽気でフレンドリーなフィリピン人の先生に囲まれ、毎日が楽しくあっという間に過ぎました!

それまで欧米の先進国で勉強することしか考えていなかった私は、同じアジアなのに、彼らが生まれ育った国のことを全然知りませんでした。それに対して、彼らは日本語もよく知っていたし、各国の文化の違いや特徴についても、たくさん私に教えてくれました。

「地球の問題を解決したい!」と思っていながら、自分の周りの国々のことさえ知らないことを恥ずかしく感じたし、アジアの国と一括りでまとめても全然異なり、とっても面白いということに気がつきました。

こうして彼らの住む国をより身近に感じるようになると、魅力と同時に途上国の抱える問題や実情がみえてきました。

フィリピン人の先生と、中国人、台湾人、ベトナム人、韓国人、日本人の生徒。

中でも印象的だったのは、語学学校が休みのある日、友達と観光客に人気のビーチへ遊びに行った時のことでした。

大型ショッピングモールが立ち並ぶ市街地で、私はタクシーの窓から、高架下で雨をしのぎ、裸で身を寄せ合う家族の姿を見ました。

「ああ、貧しさってこういうことなんだ。

頭ではわかっていたつもりでも、実際にそれを目にした時のショックを今も忘れられません。

それまでは、「人間は経済ばかりを優先して環境を守れていない!」と思っていたけれど、その日を生きていくのに精一杯の彼女達には、自然やほかの生き物のことを考える余裕はないかもしれない…と感じました。

そこで改めて、環境を守るためには社会の在り方を変えなければだめだ、と考えるようになりました。

やるべきことを再確認したタイ研修

それから半年後、大学の研修で2週間タイへ行くことになります。

往来する車と人々の活気、スパイシーな料理、カラっと晴れわたる空…

そのどれもが私にはすっと馴染み、すごく自然体でいられる自分に気づきました。帰ってくる頃にはすっかり東南アジアの虜に!そこからいまに繋がります。

マングローブに暮らすサルたちは木登りも泳ぎもお手の物。

そんな研修中のある日、マングローブの植林をしに行った先で野生のサルの群れに遭遇します。私たちの乗った船の屋根をきゃっきゃっと駆け回る、生命力溢れるサルたちの姿を見て、

「ああ、やっぱり私は自然が好きだ。この生き物の命をこれからもずっと残したい!」と心から思いました。

東南アジアには、そこにしかない美しい自然がたくさんあり、多様な生き物がいます。

もちろん、人々の生活も国の発展も必要。でも、このかけがえのない資源を失くしてはいけない。

かつて、経済発展ばかりを求め、取り返しのつかない環境破壊を起こしてしまった先進国の失敗を、この豊かな地域で再び繰り返すことなく、人の暮らしと生態系のどちらも上手に守っていくことが大切なのです。

”地球丸ごと→自分ごと”を目指して

こうして今は環境問題、国際開発、地域創生、社会起業家、SDGs…こんなキーワードを軸に、様々な活動に参加しています。一人ひとりがワクワクしながら「豊かな」生き方を実践でき、それが持続可能な地球の未来へ繋がるようなシステム作りをしていきたいです。

私たちはみんな、地球という一つの家をシェアする仲間だから。

“地球で起こっているすべての問題を、みんなが自分事として感じられるようにする”

それが、いまの私のミッションです。簡単ではないかもしれないけれど、この挑戦の第一歩を東南アジアはインドネシアから、楽しく踏み出していきたい!

現地で活躍する人や企業、巻き起こるムーヴメントにスポットを当てて、アセナビを通じて発信していきます!

観光客向けの開発から逃れ、現地の子供達が遊ぶHadsanビーチ(フィリピン,マクタン島)




ABOUTこの記事をかいた人

鈴木さやか

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