「国内だけに留まらず、海外まで挑戦のフィールドを」沖縄からホーチミンへ拠点を移しSEM 事業部マネージャーとして活躍 CA ADVANCE VIETNAM Co., Ltd 大見謝翼氏

Promotion

「成長著しい東南アジアだからこそ、自分も成長することができる」そう話すのは、CA ADVANCE VIETNAM Co., Ltd 大見謝翼氏。入社2ヶ月でリーダー昇格、その後1年でベトナムで事業立ち上げに携わり、現在はSEM事業部マネージャーとしてホーチミンで勤務している。若くして海外で活躍する同氏に話を伺った。

《プロフィール|大見謝翼氏》
株式会社シーエーアドバンスベトナム SEM事業部(インターネット広告)マネージャー。沖縄県那覇市生まれ。安岡中学校卒。2013年4月入社。2014年9月ベトナム拠点の立ち上げのため渡越。SEM事業部配属後、プレイヤーから各セクションのリーダーを経験し現在は、シーエーアドバンスベトナムにてSEM事業部のMGRとして勤務。

 

「一緒にベトナムへ行かないか」社長の言葉で即断、ベトナムへ

新入研修の様子

ー大見謝さんは中学卒業後、すぐに働き始めたと聞いています。どんな仕事をされていて、現在の会社に入社されたのですか?

中学卒業後、CAアドバンスに入るまで東京や神奈川で仕事をしていました。料理人や建築関係、バーテンダーも経験し、沖縄に戻ってきたんです。

現在の会社を選んだ理由はすごくシンプルでした。今までの仕事と関係なかったのですが、ITに無限の可能性があると感じたからです。

そしてIT業界で働いていた友人に聞いたことで一番興味を持ったのが成果主義でした。

中卒という学歴ではどうしてもキャリアアップが難しいと感じていた私は、成果を出せば評価をされるIT業界に入りたいと考えていたんです。その中で未経験でも挑戦させてくれる会社が今のCAアドバンスでしたので 入社を決断しました。

 

ー中卒でマネージャー業務を行うことに対する苦労はありましたか?

以前は中卒であることに引け目を感じていましたが、この会社に入ってからは人と違うという点で武器であるかなと。

学歴があっても社会に出てみたらどうなるかわからない。結局は人それぞれでしかないと思います。

 

ー全く違う業界からIT業界へ挑戦することの戸惑いなどはありませんでしたか?

ありませんでした。

最初からできる人はいないと思っているので、そう考えるとそこまで困ったことはなかったです。

プレイヤーからマネージャーやリーダーへキャリアップした時に、今までの仕事の見方が変わりました。そこで悩むときはありましたが、業種が変わるということでの悩みは特にありませんでした。

 

ー入社後すぐに新人賞、リーダー昇格されたと伺っています。どのように達成されたのでしょうか?

インタビュー風景

新人賞は、入社してすぐ新人の中で業務成果が一位だったので賞を頂くことができました。

昇格については、入社2,3ヶ月目でリーダーになりたいという話を当時の上司にしたところ、「じゃあ挑戦してみようか」というところから始まったのです。

 

ーとても早い段階の昇格ですね。会社の社風的にも若手をどんどん挑戦させる土壌がありますか?

ありますね!他にも、18歳ぐらいで入社してきた方がいて、その方は1年経たずにリーダーになりました。ベトナム拠点では、日本で就職してからすぐ現地に向かうという形で来た方もいます。

なので、国内のみならず海外拠点で成長したい!という方にはチャンスが与えられる環境です。

 

ーその後のベトナムで事業立ち上げ、何がきっかけでベトナムへ行くことになったのですか?

最初は社内ミーティングで「ベトナムはありじゃないか?」という立ち上げの話を社長がしていました。立ち上げというのは会社を作ることとイコールだと思っているのですが、ぼくはそれをすごくやってみたかったんです。

その後、社長と当時その事業を管轄していた方と3人で飲む機会があり、その場で社長からお誘いを頂いたので、即決で行きますと答えました。

これはいいチャンスだなと思い飛びつきましたね。

 

ー挑戦したいという想いをすぐ行動に移されたのですね。

挑戦をしたいという感覚ではないのですけれど、ただ自分にできないことができるようになりたいだけですかね。それが挑戦なのかどうなのかはなんとも言えないのですが。

もっとベトナムのメンバーに還元してあげられるようにしてあげたいですし、やはり自分自身成長したいとも思います。

CAアドバンスに入社してから成長したい想いはさらに加速したと思います。

もともとのバーテンダーであったり建築であったりも同じ感覚で仕事をしていたと思います。でも、それを実際に行動できたのがこの会社でした。

 

ーベトナムで働き始める前は、どのようなお気持ちでしたか?

そうですね。当初はベトナムという国に興味があったのではなく、立ち上げの方に興味がありましたので、立ち上げであれば日本国内でも海外でもどこでもいいと思っていました。

ベトナムという国がどういう国かも知らなかったのが本音です。

私は海外で生活したことがないのですが、不安などは全然考えてなかったですね(笑)行ったことのないところは想像できないと思っているので。

立ち上げということに単純にワクワクし、行くことを決断しました。

 

辛いのは孤独、海外での挑戦

社員との写真

SEM事業部の品質管理担当MGRとしての仕事内容を教えてください。

当社は、サイバーエージェントの一員として最先端のインターネット広告の領域にて様々な業務を展開をしています。

SEM事業部では、GoogleやYahoo! などを始め、最先端のインターネット広告を取り扱っており、インターネット広告の専門家として多種多様で、かつ大量のデータを管理・運用分析・改善提案をしお客様の広告効果の最大化を図っております。

チームのマネージャーという肩書きがありますが、いうなれば何でも屋です。

SEM事業部全体の組織目標がありまして、そこに対して自分ができることを全て行う。成果を上げるためになんでもやるというのが自分のスタンスでもあり、今の動きでもあります。

定まった何かをやっているというのは、ほとんどないですね。

 

ー実際に業務を行ってきて達成感のあった出来事はありましたか?

当初の立ち上げの目的は、インターネット広告におけるレポーティング業務をベトナムに移管することでした。それを半年かけて達成した時にはものすごい達成感を味わえましたね。

どうしても言語の壁や文化の壁があり、日本のやり方はなかなか通用しない時もありました。

現在はベトナム人スタッフと日本語でコミュニケーションを取っているのですが、やはり感覚が伝わらないです。細かい日本語のニュアンスを伝えるのが難しいですね。専門的な言葉や感覚的なことをどう言ったら感覚的でなくするかというところが、結構大変です。

 

ー立ち上げのときは何人かではなく一人でやられていたのでしょうか?

途中から何名かジョインしてくれましたが、最初は社長とオフィスとかアパートとかを見て、採用周りはほとんど僕だけでした。

契約周りもしましたが今までにやったことのない経営側の仕事になりますので、総務とかそういったところは何もわからない状態で勉強にはなりましたね。

大変というより寂しかったです(笑)今思うと寂しさが一番辛かったです。

 

逆境こそが成長するチャンス

会社全体目標達成時の集合写真(会社目標達成時の写真)

ー海外で働かれて思う、メリットとデメリットを教えてください。

日本では日本語が通じるし、家族も友達もいるじゃないですか。

文化も言葉も違う中で、自分で考えて行動しなければいけないという場は海外でしか経験できません。

逆境は大きければ大きいほど成長をするチャンスです。

早くから成長したい、他の人たちに負けたくない、もっともっと東南アジア経済や自分のチャンスを作りたい人であれば、日本で働き続ける必要はないと思っています。

ベトナムにも日本人はたくさんいますが、そこに甘えるのかそれとも自分で考えて動いていけるか。チャンスを無駄にするかどうかは人それぞれですね。

デメリットとして一つ思うのは、日本の会社で働いたことがない人は日本の会社の良さや悪さがわからなくなってしまうことがあります。

好きになるにも嫌いになるにもその良し悪しを知らなければ比較、判断できないと思います。ベトナムの働き方が良いことも日本の働き方を知った上でないとあまり説得力はないかなと。

 

ー日本では出来ないと思う成長実感はありましたか。

私はマネージャーとしてベトナム人スタッフのマネジメントを行っていますが、うまくいっていない時にスタッフの反応というのがダイレクトに伝わってきます。

日本ではこのようなスタッフの反応が不明瞭であることが多く、マネジメントできていると思い込んでしまうことがありました。

そのため、ベトナムで働いていると「できていないこと」が実感できますね。

マネジメントの観点から日本人と外国人の働き方は違います。日本にはまだまだ終身雇用の意識があって、会社のなかにはひとつ社会がある。

一方、欧米やアジアになると基本的にジョブホップの形で働くことが多いです。つまり、転職ありきで働くということですね。そのため責任が限定される働き方になります。

ジョブホップの意識がある人たちのマネジメントは、日本のマネジメントでは通用しないと感じていますね。

それでも、日本式マネジメントの良い面と外国式の良い面をミックスできれば、どの国でも通用するマネジメントを行うことができると感じるようになりました。

ベトナム社員との懇親会の様子

 

ー大見謝さんはベトナムと日本でマネジメントを経験されていますが、ベトナムで特に気を付けていること、日本とは何か違うと感じていることはありますか?

根底をいうと一緒になってしまうのですけれど、やはり人と人とが真摯に向き合うことなのかなって考えています。それが日本に比べてベトナムはダイレクトに反応が返ってくるので、より真剣に取り組まなければいけません。

東南アジアは急成長していますが、まだまだトップを取っている会社はいません。いまは、トップを目指している会社が複数あって凌ぎを削っているという状態です。

そのような国や企業の成長が拡大していくなかで、自分もそこにいればその成長速度を感じることができる、自分もその成長速度で成長しなければと思います。

こういうことが日本では味わえないことかなと思います。

 

ー成長する国でこそ感じることがあるのですね。今後の目標、野望を教えていただけませんか?

この会社がやはり好きでここで働く人たちも好きです。なので、今一緒に働いているスタッフがメインとなり、インターネット分野でベトナムNO1の会社にするという目標があります。

ベトナムNO1の会社を創る

 

ーでは、最後に海外で働きたいと思っている読者に一言お願いします。

若いうちはいろんなことを試してみて失敗したらいいと思います(笑)

失敗を重ねても、人生はなんとかなります。だから、やりたいことをぜひやってほしいです。

ベトナムは、沢山チャンスが転がっていてワクワクを感じられる環境だと思います。国内だけの挑戦だけでは無く、若手でも海外拠点立ち上げや会社づくりに携わることが出来ます!

是非ベトナムで、一緒にこの会社を盛り上げていきたいなと思います!

 

株式会社シーエー・アドバンスHP

表題