ASEAN WORK NAVIの裏側をちょっとだけ公開!

ども、ユーゴーです!
もうすぐ3カ国目、タイでの活動が終わりそうです。


出発して約2ヶ月が経ち、インタビューの数が30人を超え、お会いした日本人の数も100人を超えました。
慌てて日本で名刺を発注している最中です。

今日は、よく聞かれるASEAN WORK NAVIの裏側をちょっとだけ紹介!

uragawa

僕と早川2人で、180日間かけてASEAN10カ国を周ってます。
寝ても覚めても、隣に彼がいます。想像できるように、それだけでも結構大変だったりします。
 

180日間を10カ国で割ると、各国約3週間弱の期間で、各地で活躍する日本人に取材活動をしています。
よく聞かれるのが、これ。


「どうやってアポ取ってるの??」


基本的には、インタビューした人に「こういう日本人に会いたいんですけど、いないですかね!?」って聞いて、“つながり”を紹介してもらってます。
あとは、日本人経営者が集まる会(先日参加させてもらったのがタイ王国和僑会)に顔を出して、バリバリ系日本人を捕まえる。
海外だからこそ、普段会えないような人と会いやすいってのはあるみたいです。今のところ、取材は断られたことありません。
インタビューを受けてくれたみなさんには本当に感謝しています。

他には、ネット上で見たことがあって、「この人の話は絶対に聞きたい!」って人には、直アポします。
マレーシアの麺屋武蔵なんかは、歩いてた時に「え、こんな所に武蔵あるの!?」ってなって、即「明日お時間頂けないでしょうか??」って話をしてました。
1日3件のアポが連日続いたりすることもあって、カレンダーはびっちりです(特にタイでは)。
フットワークの軽さが強みです!そこでダレたら負けだと思ってます。

 footwork


インタビューでは、インタビュアーとカメラマンで担当分けて、基本1対1で話してます。
じゃないと、話し手はどっちに話していいかわからないし、聞き手は流れ通り聞けないですからね。

でも、インタビューは“生もの”!


事前に「これ聞きたい!」って質問をたくさん用意して、「これ聞いて。次これ聞こう!」って考えていても、構想通りにインタビューが進むことはほぼありません。
話聞いていると、「えー、ここもっと探ったら面白そう!」とか「話矛盾してるけど、ぶっちゃけなんだろ。。」などなど色々思うことがあって、方向転換しまくりです。特に「あ、いま目がアツイなー」って時は、勝負です。

だから、僕らのインタビューは決して型にハマった固いものではなく、ざっくばらんな会話に近い気がします。
おかげで、編集が大変なことになってるんですけどね…

でも、その方が話してて面白いし、話し手の本音とか根底にあるものを掴みやすいので!

それで、アポとアポの空いている時間とか、宿に戻った後の空き時間に編集作業をしています。
東南アジアの安宿ドミトリーでmacをカタカタずっとやってる人がいたら、僕たちかもしれません。
旅人っぽい人に、「日記書いてるんですかー?」ってよく絡まれます。

よく心配されるのが、食のこと。
「飯ちゃんと食ってるの??」

2人で食べてる時は、安全で最安値な物を探して食べています。
マレーシアでは5リンギ、タイでは30~40バーツ、日本円で言うと一食150円ぐらい目指してます。
朝は適当に20円ぐらいのカップラーメンとか屋台で売ってる餅米とか食べてます。

なんでそんな生活ができるのかっていうと、色んな方にごちそうしていただいてるから!
毎日切り詰めた食事じゃ、栄養的にも舌的にもキツイけど、たまに美味しいものを食べられるから節約もできます。

助けて頂いた方、本当に感謝してます!!

curry1(偶然の出会いで仲良くなった方が作ってくれたカレー!感動でした)

大まかに現状を言うと、取材活動は順調と言えます。
よく「会うべき人抑えてるねー」的なこと言われます。

でも、編集は当初の計画通り行かなくて正直嫌気がさしてます。
これからも「取材は今でしょ!編集は後からでもできる!」っていう方針は基本変えませんが、コンテンツを楽しみにしてくれる読者がいる中で、編集のスピードも上げる必要があります。
これを実現するために、コンテンツの方針変更します。たくさんある案の中、議論を重ねている最中です。

早いもので、もうすぐ旅の1/3が終わります。
運営において、良くなった点も課題も、将来の展望もたくさん見えてきました。

“ASEANで働く”を近くするために、みなさんに期待され続けるメディアになるために、協力してくれた人に報いるために、
スピードあげてASEANを駆け抜けます!




ABOUTこの記事をかいた人

アセナビファウンダー。慶應SFC卒。高校時代にはアメリカ、大学2年の時には中国、それぞれ1年間の交換留学を経て、いまの視点はASEANへ。2013年4月から180日間かけてASEAN10カ国を周りながら現地で働く日本人130名に取材。口癖は、「日本と世界を近づける」