「“ひとのため”になる国際協力ってなんだろう?」国際協力特集始めます

「実際に現地の人々のためになる国際協力ってなんだろう?」

 

国際協力についての色んな疑問に向き合う特集、始めます。

 

「国際協力」という一言でくくられる活動がある。だけれど実際にはその中にそれぞれ分野があったり、国によって活動の仕方も違ったりする。定義の仕方も様々だ。

 

「国際協力」というとなんだか良いことをしているイメージ。世界を股にかけて働いているイメージ。だけど実際に人々の生活を良くしているのはどんな活動なの?

 

お金の利益が出ていたら現地の人々の生活がよくなってるということなの?それとも利益では測れない、内面的なものなの?だとしたら何をもって国際協力の活動ができていると言えるの?

 

大学生にとって東南アジアは日本からすぐに行けるし、そこでのボランティアは長期休みに参加できる身近な活動。だけど仕事としての国際協力の活動ってどんなものなんだろう。

 

東南アジアに行ってみて自分も何かしたいと思った。だけど自分には何ができるんだろう。現地では何が求められているんだろう。

 

東京は交通の整備がされていて、欲しいものはすぐ手の届くところにある。だけど満員電車に乗る暗い顔をした大人たちをよく見る。

途上国では手に入らないものも多いし、街も整備されているとは言えない。だけどあるものを大事にして笑顔を輝かせる人たちがいた。

なんでも手に入ることが発展している社会を表すのだろうか?たとえ心が豊かでなくても?

特集を始めるとき、私たちはたくさんの疑問を抱きました。そんな疑問に対する答えを私たちアセナビメンバーもこの特集で一緒に考えていきたいと思います。

 

インタビューした方々は少数民族支援に関わる人、医療支援をしている人、村おこし活動をしている人など様々。

経験豊富でじっくりと現地の人々や状況に向き合い、関わっているからこそのお話を聞くことができました。

 

<随時記事をUPしていきます>

 

赤尾和美さん フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN代表

藤村建夫さん NGO団体 MJET(ミャンマー・日本・エコツーリズム)会長 

小倉靖さん 少数民族カフェ「クックバック(最北)」創業者

 

木村茂さん 日本国際ボランティアセンター(JVC)ラオス事業担当

 

「国際協力」は、実際に関わっていないとイメージしにくいもの。この特集を通して少しでも仕事としての国際協力や、人々との関わりを理解でき、他人事ではないと感じることを願います。