アセナビをご覧の方の中には、「インドネシア」や「サッカー」という話題に興味をお持ちの方は大勢いるかと思いますが、「インドネシアサッカー」を常にウォッチしている人はなかなかいないのではないでしょうか?
実は、インドネシアでは人気No.1のスポーツで、ワールドカップの時には大きな盛り上がりを見せた国です。そんなインドネシアの国内リーグ(インドネシア・プレミアリーグ)に注目してみましょう。12チームある中でも、BIG3と呼ばれる有名チームを紹介したいと思います!
アレマ・クロノスFC(Arema Chronus F.C)
アレマは東ジャワのマランという地域に本拠地を置くクラブ。アレマの魅力は何と言ってもインドネシア1熱狂的なサポーター。
09−10年シーズンから、該当クラブが無かった11−12シーズンを除いて、毎年ベストサポーター賞を受賞しています。日本でいうと浦和レッズのサポーターと言ったところでしょうか。
インドネシア代表でもあるボランチのアフマド・ブストミ(Afmad Bustomi)という選手は、大宮アルディージャが獲得するという噂が一時期出たくらいの実力派の選手です。
ACLで川崎フロンターレと対戦したこともあり、現在コンサドーレ札幌と業務提携を行っていることから、名前をご存知の方も多いかもしれません。
プルシブ・バンドゥン(Persib Bandung)
プルシブは西部ジャワにあるバンドゥンに本拠地を置くクラブです。
後述するプルシジャ・ジャカルタ(Persija Jakarta)とはライバル関係にあり、プルシジャとの試合時には会場が異様な盛り上がりを見せます。
フィルマン・ウティナという選手は2012年の東南アジア最優秀選手でもあり、2010年のスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)でキャプテンを勤めるなど、インドネシアのスター選手です。
かつて足立原健二選手や松永祥兵選手など何人かの日本人選手も所属したこともあります。また、結局は延期になってしまい、まだ実現していませんが、ガンバ大阪も練習試合を今年6月に計画していました。
プルシジャ・ジャカルタ(Persija Jakarta)
名前の通り、インドネシアの首都ジャカルタに本拠地を置くクラブです。JKT48 のコンサート会場でもある、FXモールから徒歩10分くらいの距離にスタジアムがあります。ジャカルタの中心地にあるため、観光で訪れた方も、試合を見に行きやすいのではないでしょうか?
以前、アセナビでも取り上げましたが、大宮アルディージャがこのプルシジャとの業務提携を考えているそうです。
あまり馴染みが無かったと思われるインドネシアリーグ。
日本との関係性を中心に紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?
クラブの名前を頭の片隅に記憶する程度で良いので、少しでも興味を持って頂ければ、インドネシアサッカー好きの僕としては嬉しいです。
なお今回の記事には、Persita Tangeran(プルシタ・タンゲラン)所属の足立原健二選手に筆者がお聞きした情報を一部参考にさせていただきました。
足立原選手、ありがとうございました!