今回、国際協力に携わっている4名にインタビューし、「そもそも国際協力ってなんだろう」と疑問をもちました。
インタビューをさせていただいた4名は、異なる分野において海外で活動されていました。国際協力と一言で表せられても、内容は幅広く、いろいろな関わり方があること、また想いの強さや持ち様も様々だったように感じます。
国際協力とは、みんなできることは同じではないと思います。4名の方からもわかるように、何をしてもよくて、むしろ自身の個性を発揮できる場ではないでしょうか。
インタビューした4名から、共通した言葉がみられるような気がしました。
赤尾さん「私たちは良いと思い込んでいるからあなたたちも良いはずっていう自分の当然や価値観の押し付けがあったんです。だからそれに
気をつけています。それは異文化を受け入れる、理解する、認識するということでもあると思うんです。」
藤村さん「支援先の人々を同じ人間として捉え、彼らが自立して人間らしい生活ができるように協力することを考えて欲しいです。」
小倉さん「一番大事なことは現地の人が自分の手で伝統文化を保存すること」
木村さん「あなたたちの村は問題を抱えています」と外部の人間に言ってこられても、大きなお世話じゃないですか。そういう意味では信頼関係を築くことはより難しいと言えるかもしれませんね。」
4名の言葉から、私たちの考える「国際協力」とは、現地の人自身でも続けていけるよう、ニーズに応える活動だと感じます。
そのために、現地の文化を理解し、現地の人と信頼関係を築くことが大切だと思いました。
その活動が役立っていて、愛されるから、長く続いていた。そして、自分がやるべきことを楽しんでやっていたら、気づけば国際協力になっていた。国際協力とは、そんな夢中になれる活動ではないでしょうか。
現地で関わっている方が多いように、まず行かなければ何も始まらない気がします。日本に留まらず、まずいってみる、始めてみる、思い切りが大切です。
人のために何かしたい、けれど何したらいいかわからない…と思っている時がチャンスです!まず東南アジアへ行ってみませんか。