多民族国家であるマレーシアでは、どんな言語が話されているかご存知でしょうか?
マレーシアの民族構成は主に、マレー系、中華系、インド系の三つの民族から成り立っています。同民族同士ではマレー語・中国語・タミル語などの言語を使いますが、異民族間では英語で話すことがほとんどです。

マレーシアでは英語が実質的な共通語になっています。

 

実はものスゴイ!マレーシアの英語力

もちろん個人によって英語力はバラバラですが、マレーシア人の英語能力は日本人の英語能力の数倍あります。
海外留学サポート事業を行うEF Eduction First社によると、Non Native English Speaker(英語を母国語としない国)の世界60ヶ国の英語力ランキングでは、

1位スウェーデン
2位ノルウェー
3位オランダ
4位エストニア
5位デンマーク・・・と上位をヨーロッパの国々が占める中で、アジア圏の1位は、インドでも、シンガポールでも、スリランカ、台湾、中国でもなく、マレーシアでした!!(全体では11位)

ただこの調査にはフィリピンが含まれていないので、本当にマレーシアがアジアで1位かどうかはわかりませんが、少なくともマレーシアの英語力はアジアトップクラスということが言えます。(参照:The World’s Top 60 Countries in English According to The EF English Proficiency Index

マレーシア英語には訛りや特徴があり、それらは“マレーシア+イングリッシュ”で「マングリッシュ」と呼ばれています。

ちなみに、世界人口の約25%(17.5億人)が英語を話す現在、 17.5億人の英語人口のうち、ネイティブ・スピーカーはたった3.9億人!

参照:世界人口約70億人のうち英語人口はどれくらい?

つまり、圧倒的にNon Native English speaker(英語を母国語としない人)の方が多いのです。むしろ、訛りのある英語を勉強したほうがいいのかもしれませんね(笑)。

そういった意味では、実践的な英語を話す経験を積む上で、マレーシアは最高の場所といえるかもしれません。マレーシアにはマレー系だけでなく、中華系、インド系マレーシア人も多いので、マレーシアにいるだけで、多様な訛りの英語を楽しむこともできるからです。

 

知っておいて損はない、マングリッシュの特徴をご紹介!

発音にも特徴はありますが、マレー語や中国語などと混じった表現が独特です。

シンガポール英語と似ている部分がありますが、
「OK,lah!」「No problem,lah!」
のように語尾に”lah”を使うことが多いです。

以下、マレーシア英語の例manglish

語尾を変えるだけで、かなり意味が変わってきます。

“lah”を使うと強調の意味が伴い、“meh”を使うと疑問文になる、ということぐらい覚えとくといいかもしれません。

発音も民族によって異なることも多く、英語とマレー語を混ぜることが多いです。
例えば、「食べる」はマレー語で“makan”と言います。

これを英語とミックスして、

Let’s go makan!(ご飯食べに行こうよ!)

になります。

ここで一瞬で覚えられる、マングリッシュの挨拶をご紹介!(English→E、Manglish→M)

A:“Hey, how’s your day?”(E)→ “Eh, you today how?” (M)
B:“Yeah I’m fine.”(E)→ “Okay,okay lah”(M)


もっとマングリッシュの雰囲気を知りたいあなたには、こちらの動画を是非ご覧下さい!

2人の若い女性の会話。女性Aはある時、自分より明らかに若い男の人に“Auntie what do you want?”と聞かれました。
“Auntie”とは、日本語風に言うと「おばちゃん」と言ったところでしょうか。当然、ムカッときたらしく、その後の会話が以下の通り。

A:“So rude, you know?”
B:“So you got buy or not?”
A:“Of course never buy lah! I walk away OK! Crazy ah?”

マズいモノを食べた時、スゴイ光景を見た時、客引きをする時など、8つのケースを英語とマングリッシュを比較して紹介されてます!

 

マングリッシュも立派な英語! 英語留学はマレーシアへ!

英語を流暢に話しているように見える人も、実は文法を無視していることがほとんどです。三単元のsなどは使われない。マレー語には過去形での変化がないので、英語でも過去形を使わない人は結構多いようです。

だからこそ、マレーシアの人たちは、外国人の下手な英語でも辛抱強く聞いてくれるため、英語が苦手な日本人にとって非常に良い環境があります。そういう意味で、マレーシアへの語学留学も魅力的ではないのでしょうか!英語だけではなく、中国語やマレー語も同時に学べる点も魅力的かもしれませんね。