先日12月7日、アセナビ東京でのイベント第二弾、“アセナビキッチン ~旅を感じるASEANごはん~”が開かれました!外は息もすっかり白い、冬が深まる日曜日でしたが、会場は、アジアの音楽、アジアの“あの”香りに満たされた素敵な空間でした。
アジアへ行きたくなる気持ちを突き動かすもののひとつに、なんだかクセになる“ASEANごはん”を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。今回のイベントは、そんなASEANファンに、「ASEANごはんについてもっと知ってもらいたい」「現地で食べてみたいと思ってほしい」、そんな思いから企画がスタートしました。
テーマはずばり、“ASEAN×食”
今回のイベントは、お料理教室がコンセプト。実際に参加者にASEANごはんを作る体験をしていただきました。準備したお料理は、生春巻きです!みなさん一度は食べたことがあると思いますが、自分で実際に巻いたことはないのではないでしょうか?
※生春巻きとは・・・代表的なベトナム料理のひとつ。原語では「ゴイ・クォン」「ネム・クォン」といい、「包みサラダ」という意味。
(アセナビキッチンで、参加者が作った生春巻き!)
講師は、アセナビライターでもある、1級フードアナリスト、伊能すみ子氏に依頼しました。伊能氏はアジアの食のスペシャリスト!伊能氏によるお料理教室で学んだことは、生春巻きの巻き方にとどまりません。生春巻きが巻かれている皮、ライスペーパーの種類についてなど、伊能氏からレクチャーされたちょっとした豆知識は、なんだかすぐに誰かに話したくなるエピソードだらけです。
(伊能すみ子氏、人気過去記事はコチラ!甘すぎる!?それでも、やみつきになるシンガポールの“カヤトースト”)
生春巻き作りのポイントはいたってシンプル。
① ライスペーパーを湿らせる
② 野菜を載せて巻いていく
(今回はサニーレタス、もやし等のお野菜に、エビと鴨を加えて見た目に鮮やかさを添えました!)
レクチャーの後は、いよいよ参加者が生春巻きを作り始めます。今回のポイントはなんといっても、“①ライスペーパーを湿らせる”ところ。皮となるライスペーパーは、湿らせすぎても、乾燥していても、生春巻きはきれいに巻けないのです。
思い思いの野菜をチョイスし、それぞれの個性が出た生春巻きが完成!大好きなパクチーをたくさん入れてみたり、見た目にこだわってエビを入れてみたり・・・。1本作り終わると、すぐに2本目にとりかかり、あっと言う間にお料理教室の時間は過ぎていきました。
ASEAN料理を囲んで
アセナビキッチン運営メンバーのうちの一人、杉江美祥はベトナムでインターンをした経験アリ。現地の食事はどんな感じ?よく食べたものは何? 生春巻きをマスターしたメンバーにとって、ベトナムの話は身近に感じます。
コンテンツが終わると、なんだかいいにおいが漂います・・・!なんとランチは、生春巻きがメインのランチプレートに加え、伊能氏手作りのココナッツカレーが振る舞われました!ベトナム料理を囲み、交流会を兼ねてランチを頂きました。参加者の多くがASEAN渡航経験者であり、ASEANトークにも花が咲きました。
ぜひ次は現地でお料理を!
事後アンケートでは、「生春巻き片手にASEANトークを楽しめた!」「アットホームな雰囲気で居心地が良かった!」等、おいしいお料理はもちろん、交流を楽しんでいただけた声が寄せられました。また、イベントを通じてほとんどの方が、ASEANに行ってみたくなった!と感じていただきました。あぁASEANに行きたい…!という気持ちになっていただけたのであれば、イベントの目的の達成ができたと思っています。
しかし、時間が短く、交流の時間が足りないように感じたとのご意見も頂きました。せっかくお集まりいただいた皆さまに、より素敵な時間を過ごしていただけるよう、次回のイベントに活かしていきます!
ご来場いただいた皆さま、アンケートにご回答くださった皆さま、本当にありがとうございました!これからのアセナビのイベントにもご期待ください!今回参加できなかった方、参加したいと思った方、これからもアセナビはリアルに繋がるイベントをおこなうつもりですので、楽しみにお待ちください!