173カ国・・・
この数、なんだと思いますか?
正解は、“日本人がビザ無しで訪れることができる国”の数なのです(Visa Restriction Index 2007 to 2017- Henley & Partnersより)!
日本が認める世界の総国数は195カ国なので、ほとんどの国は簡単に行けるのです!
(関連記事):日本大好き!タイが親日度調査で世界第3位を獲得
目次
そもそもビザ(査証)とは?
簡単に言うと、ある人物がある国に入国する際、「入っていいよ」という許可証のことです。国によってビザ発給要件が異なり、たとえばA国の人はビザ免除で良いけど、B国は必要書類とビザ申請費(多くの場合)を事前に出してね、と言われるのです。
パスポート自由度ランキングでは、ビザ免除で入国できる国数の順位を毎年発表しています。
日本はなんとアジアでNo.1! 世界で第5位です!
日本より上位のドイツ、スウェーデン、フランスの場合、176, 177カ国ほど。数か国分しか変わらないので大差はありません。
ちなみに、お隣中国ではビザ無しで渡航可能な国数50カ国なので。日本のパスポートのすごさがよくわかりますよね。
日本のパスポートがすごいのは、ビザ免除で渡航可能な国数だけではなく、信頼性も大きくあります。
経験したことある方も多いと思いますが、イミグレーションを通過する際に日本人というだけで列に並ばずに早く抜けられることもあります。
(参照):インドネシアが世界最大の親日国家なワケ
外国人に話したくなる日本パスポートのトリビア
海外で外国人と話をしているとよくあるパスポートトーク。そんな時に話すと少しだけ「へぇ!」となるマメ知識をシェアします!
パスポートは2色? 3色?いや、4色ある!
私もイミグレで過去に2回聞かれたのが、「どうして日本パスポートは赤と青があるの?」という質問です。「男が青で、女が赤だよ!」と冗談をかました後(男2人でいたので笑われました)、しっかり理由を説明しました。
日本のパスポートには有効期限が5年間のと、10年間の2種類あります。5年間が青(紺色)、10年間が赤と色分けされているのです。ちなみに、未成年は5年間の青いパスポートしか作れません。
3色目は、緑のパスポートです。公用パスポートといって、政府関係者、JICA職員、大使館の職員などに交付されます。表紙の表記は、”OFFICIAL PASSPORT”だそうです。ちなみに、ぼくたちが持っているのは"PASSPORT"としか書かれていませんよね。
4色目は、茶色のパスポート。外交官やその家族、皇族の方々に対して交付されるとのことです。
(写真は、インドネシアで働いている知り合いより送ってもらいました。)
パスポートの中には、「JAPAN PASSPORT」の文字が1360個隠されている
以前「トリビアの泉」で紹介されていました。しかもその1360個中の2個はSが逆向きになっているそうです!
まぁ肉眼では見えないので、外国人に説明してもわかってもらえないかもしれませんが。(笑)
パスポートにプリクラを貼ってトラブった人がいる
プリクラというと世界にも通用する日本のポップカルチャーの一つですが、これをパスポートに貼ってしまった人がいるそうです。(笑)
ちなみに、メモ書きもトラブルの原因になるそうなのでご注意を。
そんな些細なことで、帰国できない!なんて事態になりたくないですよね。
最強のパスポートを使わない手はない!
先に紹介したように日本のパスポート信用度は世界トップクラスです!
にもかかわらず、日本人のパスポート保有率はわずか24%ほど。日本人口の1/4以下なのです。これは、驚くべき事実でした。
同じくパスポート自由度の高いイギリスではパスポート保有率は約60%、カナダは約70%と非常に高い比率となっています。
日本人というだけで国際的信用の高い恵まれた地位にいます。
この好条件を利用しない手はないのではないでしょうか?
※2017年12月に情報をアップデートしました。