こんにちは竹原です。

中1週間ぶりの更新です。

今回からはMr.ASEANこと、長田壮哉と合作でニュース記事を更新していきます!

彼は8月からシンガポール国立大学(NUS)で金融とASEANの経済や歴史について勉強してくるそうです。知識経験豊富な彼独自の切り口もお楽しみください(^^♪

ミャンマーと熊本で大きな地震が!

ミャンマー中部でM6.9、隣国インドでも強い揺れ:Yahoo News

Earthquake!

Photo from Richard Walker on flickr

熊本での余震が続いている日本ですが、4月13日にはミャンマーでも大きな地震がありました。日本人が多いヤンゴンでの大きな被害は無いようです。

熊本付近には、避難を余儀なくされたり、周りにお亡くなりになった方がいらっしゃると思います。まずは被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。

シンガポール、香港、東京・・・アジアNo.1の金融市場はどこだ!?

シンガポール取引所 デリバティブが稼ぎ頭に 売上高の4割、独自商品に力:日本経済新聞

こんにちは、長田です。最近はSinglishの研究をしています。今回はシンガポール×金融のニュースをピックアップしました。NUS での留学を決めた理由はいろいろありますが、その一つは世界中からヒト、モノ、カネ、情報が集まっているからです。

 

世界的に(証券)取引所の再編・統合が進む中、シンガポール取引所(SGX)は独自路線を進んでいるようです。

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 Photo from 日本経済新聞

証券取引所の再編・統合?と思ったあなた、まずは日本での流れを紹介します。

バブル崩壊以降、乱立していた都市銀行は再編や統合を繰り返し、最終的には三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3行に集約されましたね。

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Photo from 日刊ゲンダイDIGITAL

 そして2013年1月には東京証券取引所と大阪証券取引所も合併して、日本取引所グループ(JPX)が誕生しました。JPXは「アジアNo.1の取引所」を目指しています。

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 Photo from 日本取引所グループ

続いて、最近は地方銀行にも再編・統合の流れが押し寄せています。最近も東日本銀行と横浜銀行、肥後銀行と鹿児島銀行が統合されることがニュースになっていましたね。

このように、日本だけでも、金融機関の再編・統合が加速しているのです。その背景には一貫して少子高齢化、超低金利政策/マイナス金利政策、バーゼル規制の強化などによる収益圧迫があり、信用第一の金融機関は経営体力を高めるために必死になっているのです。

世界では

さて、世界の(証券)取引所に目を向けても、2007年にはニュヨーク証券取引所(NYSE)を運営していたNYSEグループと、パリ証券取引所、アムステルダム証券取引所、ブリュッセル証券取引所を運営していた欧州ユーロネクストが統合されてNYSEユーロネクストが誕生しました。

つい最近の3 月16日にも、ロンドン証券取引所(LSE)とドイツ取引所は合併に合意しました。

そういえば、SGXも2011年にはオーストラリア証券取引所との統合を計画しましたが、破談となってしまいました。

さて、普通の銀行が再編・統合をするのはまだしも、なぜ(証券)取引所がわざわざ競う必要があるのでしょうか?

まず、(証券)取引所も企業ですから利益を出さないといけません。そしてその利益は証券取引に関わる手数料が大きな割合を占めています。

つまり、(証券)取引所にとってはいかに多くの取引をしてもらうかが重要なのです。そのためには魅力的な企業銘柄や株価指数、迅速で確実な取引環境を提供できるかが(証券)取引所の腕のみせどころなのです。

中国と日本はGDP2,3位の経済規模を誇るだけに、上場している企業の時価総額は大きく、SGXは規模の面では劣ってしまいます。

だからこそ投資家のニーズが高度化してきているデリバティブ取引を充実させて差別化を図ろうとしているのです。SGXは規模は小さいながらも小回りが利く、取引所を目指しているようです。
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Photo from 日本経済新聞

遅くなりましたが、(証券)取引所とあえて表記しているのは、もはや証券のみならず穀物、鉱物、株価指数まで幅広い商品を取り扱うのが普通になってきているからです。

さあ、アジア No.1の金融市場はどこになるのでしょうか!?

結果は・・・シンガポール、香港、東京の順位でした!

これはビジネス環境、インフラ、法制度、IT活用度、アンケートなどの包括的な結果を踏まえたものなので、(証券)取引所の単体のランキングではなく、金融市場全体のランキングです。

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Photo from GFCI 19 The Overall Rankings

ついにシンガポールが香港を超えました!東京は現状維持でした。しかし後ろには上海や深圳、韓国が迫ってきているので油断はできません。

欧米では(証券)取引所の合併が相次いでいますが、今のところアジアではその様な気配はありません。しかしいつか、JPXがどこかに吸収される、もしくは吸収することもないとは言い切れないでしょう。

参考|Singapore ranks third globally in the Global Financial Centres Index, beats Hong Kong:CNBC