今回は現地の生活をしてみようということで、いろいろ考えました。
そこで、出てきたアイデアがこれ。
「現地人風なヘアスタイルにしよう!」
「郷に入っては郷に従え」ということで、形から入ることにしました。ヘアスタイルは、「見た目の7割を決める!」とさえ言われています。7割を現地人風にしたら、もっと自分を現地化できるかもしれません。
リョウ:「うん、それで誰どっちが切る?」
ユーゴー:「いや、俺切るとこもうないっしょ!お前やるでしょ!!」
リョウ:「え....本当にマレーシア風にしちゃう?てか、マレーシア風って何よ。」
ユーゴー:「やれば分かる。それも旅の醍醐味!」
ということで、上手く丸められ、不安を抱えならショッピングモールの中で、お店を探すことにしました。
すると、探すこと10分で結構すぐ見つかりました!
ユーゴー:「えぇーー!コレどっかで見たことある。」
リョウ:「QQ cut...?これって、もしかして。。日本で流行ってる1000円カットのQBハウスの姉妹店!?」
※QBハウスとは?
「10分の身だしなみ」をキャッチフレーズに、国内外500店舗以上の美容室を展開する会社。圧倒的なコストパフォーマンスによって、既存の美容室業界をディスラプトし、各メディアにも取り上げられている。
ユーゴー:「うーん、姉妹店ではなさそうだね。なんか、マスコットキャラださいし、緑だし。」
キャラクターの名前聞いたら、“I don't know”って言われました。
でも、ビジネスモデルはメイドインジャパン。クオリティもジャパンクオリティだろう!と信じて、ここに決定しました。
カット時間は、12分。日本よりも2分長い。まぁ、マレーシアタイムだから2分ぐらい遅くても許せる範囲ですね。
果たして、“12分の身だしなみ”の結果は!?
不安と期待が絶妙にあらわれています。
日中だからか、店内はガラガラ、お客さんは僕らだけしかいません。
意外と店内は整理整頓されていて、綺麗でした。
お姉さん:「どうしますか?」
リョウ:「Malasian popular hair style, please!」
お姉さん:「んー、***(聞き取れない)or スパイキー?」
リョウ:「んー?じゃあ、(聞き取れた方の)スパイキー!」
お姉さん:「オーケイ」(無愛想だから不安高まる)
ザクザク、ザクザク。少し雑だけど、急いでいるから仕方ないのか。
このあたりでスパイキーってどんな髪型か思い出す。
結構イケてる。ツンツン。スパイキーは「スパイク」から来てるはず。
つまり、トゲトゲ!
トゲトゲ...もしかして。。。この名前のないキャラクターのスパイキー!??
このあたりで気づく。一回にハサミを入れた時の切る量が尋常じゃない!
男気あふれるハサミさばきに感心する。
そして、カット開始から10分。
ヴィーーーーン!!
「え...こんなもの美容室で見たことない!なにそれ!」
棚から出てきた、伸びる管状のモノ。ドライアーにしてはなんか変だと思ったら、やはり違うモノでした。
ドライヤーではなく掃除機!!
なぜか、髪の毛めっちゃ吸われました。
完成形がコレ!
「スパイキー!?これスパイキー??」
結局、スパイキーが何だか分かりませんでしたが、
きっとスパイキーって、ワックス付けたらスパイキーだけど、セットしてなかったらただキモいだけ、という結論に至りました。
サッパリして良かったです。
最後に編集長の一言
ユーゴー:「意外と普通でつまんないねぇ。。」