2015.11.24
これを見ているあなたは、これからASEAN諸国へ旅行をしてみたいと思っているけれど、詳しいことはまだわからないという方だと思います。
そんなあなたに、これだけは知っておきたい、日本との違いを感じる場面を6つまとめました!
目次
あれ、待ち合わせ時間に誰もこない?
Photo from daisuke
たとえば、友達になった現地の方があなたをどこかに案内してくれるとします。その時に9時集合!となった場合は、まず時間通りに来ないと思った方がいいでしょう。
ぼくの経験や渡航歴のある人の話を平均すると、だいたい15分は遅刻してくると思った方がいいです。きっちり時間を守るというのは日本の常識であり、ASEANに行ったら常識ではないことがしばしば。
「文化の違いかな?」という具合に、寛容になることが求められます!
市場(いちば)でのゴリ押しがしつこい!
ウィンドウショッピングをしている時、店員さんに声をかけられる。・・・これは日本でもよくあると思います。
しかし、ASEANでは、店員さんが「いくらなら買うの!?」「じゃあこれとセットにする!?」などと話しかけてきて、狙った獲物は逃がさないかのごとく、なかなか帰してくれないことがあります。
買わないならはっきりと「NO!」と言える勇気が必要です。
え? これお金かかるの!?
Photo from Comrade Foot
日本でファミリーレストランなどに行くと、必ずと言っていいほどおしぼりやお水が付いてきます。もちろん、それらはサービスですよね。
しかし、ASEANの一部の国では、それらにお金を払わなければならないことがあります。しかも、おしぼりが有料だったのに気づくのはお会計の時です。もちろん全ての飲食店でそうとは限りませんが、そういった飲食店も存在するということは頭のどこかに入れておくと、お店とのトラブルに巻き込まれることも少なくなります。
バイクや車が止まってくれない!
日本では、歩行者が横断歩道を渡ろうとする時に車は止まってくれたり、赤信号では車は止まります。
しかし、ASEANでは赤信号でもバイクや車が発進したり、歩行者が横断歩道を渡っている時はクラクションを鳴らされる時もあります。ぼくが以前カンボジアに行った時に、ガイドさんが「ここでは車優先だからちゃんと気をつけて!」と言っていたのがとても印象に残っています。
日本と違い、ASEAN諸国では「車優先」の考えが浸透しているのです。渡航の際は交通事故には十分気をつけましょう。
停電は普通!?
日本で停電する時といえば、災害が起こった時など非常にまれなケースだと思います。
しかし、ASEANの一部の国では、停電するのは日常茶飯事です。私もカンボジアのナイトマーケットに行っている時にいきなり辺りが真っ暗になったという経験をしたことがあります。停電と言ってもそんなに長くは続きません。だいたい1時間以内には復旧する程度の停電です。確かに最初はビックリするかもしれませんがこれがASEANでの常識なのです。
え! 水道水って飲めないの!?
Photo from haru__q
日本では薬を飲む時、水道水で飲む人が多いのではないでしょうか。
その感覚でASEANでも同じことをしたら、お腹を壊す確率が高いんです。世界でも、水道水を飲料水として利用できるのは日本などほんの一部の国に限られます。
(参照:世界の飲料水事情 トリップアドバイザーのインフォグラフィックスで世界の旅が見える)
ASEANは一年中暑いので、水分補給が欠かせません。そのような事態も考えて、常にミネラルウォーターを持参しておくことをオススメします。500mlのペットボトル飲料水なら日本円でだいたい25円から50円くらいで買うことができます。(シンガポールはもっと高いですね。)
いかがでしたか?
すでにASEANに何回も行ったことのある人なら当たり前じゃん! と思うかもしれませんが、これから就職や旅行などでASEANデビューを考えている人は、少なくとも以上の6点は気をつけてみてください!