Xin chao!
(こんにちは!)
ベトナムでの8ヶ月間インターンシップを終えて無事日本へと帰って来ました。やはり日本は素晴らしい国だなと感じる今日この頃です。
さて、今回は学生時代に長期間海外へ行くことの意義についてお伝えします。これを読んでいるあなたは、休学してみたい、長期のスパンで海外と言うフィールドに挑戦してみたい、と思ったことはありませんか?
けれど、不安や葛藤などのさまざまな感情があるのも事実。僕だって行く前はそうでした。
僕は大学4年時を休学してハノイで8ヶ月間インターンシップを行っていましたが、やはり行く前にはかなり悩みました。リクルートスーツを着て就活モードに入って行く周りの友達を脇目に、一人違う道を選ぶのがしんどかったのを今でも覚えています。
しかし、ベトナムでの活動が終えて日本に帰ってきて思うのは、やはりあのとき決断出来て良かったなと。それくらいこの8ヶ月は自分にとって大きなモノでした。休学したいけど迷っている…というあなたには、是非若いうちに外の世界へ飛び出すという経験を積んでほしいです。
僕の経験も踏まえつつ、学生時代に長期間海外へ行くべきメリットを3つ、皆さんに紹介します。
①面白い日本人に沢山会える!
意外と盲点かもしれません。
なぜなら「海外に行ってまで日本人同士で集まるのは・・・」という考えの人が一定数いるからです。留学生にこの傾向は多く見られます。
もちろん、せっかく異国の地へ行くのだから現地の人たちとの関わりは大切です。しかし、日本人とは全く関わらないというのはあまりにもったいないことだと思います。なぜなら、日本人の少ない現地では自分が日本人というだけで出会いのハードルが下がり、皆さんフレンドリーに接してくださるからです。
特に学生の少ない国では、大学生はかなり可愛がって頂けます(笑)
そして、海外に来ている方は企業の中でも経験を積んだ大物であったり、経営者であったり、スタートアップでビジネスを立ち上げに来ていたり、日本では中々出会えない方たちばかりです。ハノイにはどんな日本人が住んでいるのか、参考までに是非こちらの記事を読んでみてください。→ベトナムで働くってどんな感じ?ハノイ在住の日本人事情に迫る!
もちろん、自分と近い考えを持った同世代の若者もいるでしょう。
そのような出会いを通して刺激を受けたり、知見を広げたり出来るのは、海外生活ならではのメリットの一つですね。
ちなみに僕は現在日本で就職活動を行っていますが、ハノイでお世話になった方を通して社会人を紹介して頂くことも珍しくなく、ベトナムでの繋がりが帰って来た後も大いに生きています。
②多様な価値観に触れることが出来る!
ありきたりな言い方かも知れませんが、やはり日本を飛び出して異文化に触れるのは、とても意味のあることです。
例えばベトナムの会社では、昼休みにはオフィスにゴザを敷いて社員の皆が昼寝します。
未だ定時の時間ではないのにオフィスでビール片手に晩酌を始める人がいるし、(全部が全部そうではないのでしょうけど・・・笑)出産直前なのに会社で働く女性だっています。
日本の常識では考えられないような現地のライフスタイルに飛び込むことで、異文化に対する寛容性や、どんな場所・環境にも適応出来る能力、外から改めて日本を見てみる視点等、様々な部分が磨かれていきます。
そして、それらは今後ますますグローバル化が進む社会を生き抜く中で、必要なモノなのでは無いでしょうか?
③自信が身に付く!
海外生活、もちろん楽しいことばかりではありません。むしろキツいことの方が多いでしょう。
文化や価値観の違いを受け入れると言うのは、口で言うのは簡単でも実際のところはとても大変なものだからです。
長期と短期の海外経験の一番の違いは、その国の良い部分悪い部分両面を見られるかどうかだと思います。
例えば3.4日の短期滞在でベトナムに来てハノイのクレイジーな交通事情を目の当たりにしたら、多くの人は”すごい”という一言で片付ける事が出来るでしょう。しかし実際長期のスパンで住んでみるとそれが生活の一部となる訳で、きちんと向き合わなければなりません。
良いも悪いも全部経験して、困難を乗り越える事が出来たら、滞在期間が終わる頃には
”自分はこれだけの事をやって来られたんだ!”
という自信がつく事でしょう。そして間違いなく、今後の人生でも大きな糧となってくれる筈です。
たとえ迷ったとしても、直感に従おう!
仕事を辞めて転職して現地に来ていた日本人の方の言葉で印象的なものがあります。
「行く前にどれだけ悩んだって実際に来てみないと分からないことの方が多いし、意外に何とかなるんだからちょっとでも来たいって思ったら来てみれば良い。やらない後悔よりもやって後悔、直感に従うのが一番良い。」
休学を検討している学生の皆さん、是非自分の「直感」を信じてみてはいかがでしょうか?