いよいよワールドカップ開催直前となりました。サッカーファンでなくても気になっている方は多いのではないでしょうか?
ワールドカップといえば4年に1回の祭典、まさにフェスティバルですね。そんなワールドカップが開催されているこの期間に、ASEANでもフェスティバルが開かれています!
ミャンマー難民キャンプで暮らす子どもたちのために
その名も、ウンピアム難民キャンプ「サッカーフェスティバル」です!ウンピアム難民キャンプとはタイ国境付近にあるミャンマーから逃れた難民が暮らす場所です。ミャンマーでは政府軍と少数民族間との間で発生している民族紛争の影響で多くの難民が出ています。
その多くが隣国タイに流出し、9つの難民キャンプで生活しているという状況です。これらのキャンプで図書館の運営や絵本の提供などを中心とした教育・文化の支援、災害救援などの活動を行っているシャンティ国際ボランティア会が主催となって、このフェスティバルを開催する事になりました。
なんとJリーグが後援に!元Jリーガーも参加!
6月20日の「世界難民の日」に合わせ、6月19日、20日に開かれるこのイベント。
シャンティ国際ボランティア会が主催し、難民キャンプで暮らす子どもたちのためにサッカー教室、交流試合、サッカー絵本の読み聞かせなどを行います。
サッカーを通じて交流を深め、読書の大切さを伝えようというのが目的で、このイベントには元Jリーガー(ジュビロ磐田でプレーした本田慎之介さん)も参加し、Jリーグも後援としてこのイベントを支えます。Jリーグが後援となることで、メディアなどでも少し取り上げられましたが、実はこのイベント、今回が初めてというわけではありません!
Jリーグ後援のきっかけはアジアアンバサダーの奮闘
初めてこのイベントが開催されたのは2012年。同じく6月19日、20日に今回とは別の「メラ難民キャンプで」行われました。
この時はJリーグアジアアンバサダーでもある元Jリーガー(アルビレックス新潟など)・丸山良明さんが参加。子どもたちへのサッカー教室、交流試合など、サッカーを通じて楽しく現地の人と交流を深めました。
難民キャンプという過酷な状況下で暮らし、自由に遊んだり、勉強する権利も規制されている子どもたち。それでも裸足でボールを追い掛け、でこぼこの不安定なグラウンドでも常に真剣にプレーをする姿を見て、丸山さんは
「ここにもサッカーはあるんだ。」
と感銘を受けたそうです。
そして、翌年の2013年も同じ6月19日、20日にウンピアム難民キャンプ(今年と同じ場所)で行われたサッカーフェスティバルにも丸山さんは参加。同じように子どもたちと交流を深めた丸山さんは「ボール1つあれば繋がれるんだ」と確信。
継続的にキャンプ地を訪れ、サッカーを通して希望や夢を与えていきたいと、語ったそうです。そんな元Jリーガーの奮闘もあり、ついに今年からJリーグがこのサッカーフェスティバルを後援することになりました。
Jリーガーに限らず、スポーツ選手はワールドカップ、オリンピックなど華やか舞台での活躍が取り上げられがちです。今回のイベント自体はJリーグ後援ということで少し報道されましたが、2年前から開催されていたこと、そして丸山良明さんの活躍はほとんど出ていませんでした。
しかし、こうした丸山良明さんの活躍があったからこそ、Jリーグの後援につながったと筆者は思っています。こうしたメディアではなかなか取り上げられないところでの活躍も知ってほしいと思い、このイベントを取り上げました。あまり知られていない、スポーツ選手の陰での奮闘を知る、興味を持つきっかけにしていただけたら嬉しいです。 今年のイベントの様子は本田慎之介さんのブログでも紹介されるみたいなので、そちらもチェックしてみてください!
《参考》
■alterna
■シャンティ国際ボランティア会
■SAMURAI × TPL
Written on June 12, 2014