不景気と言われながらも次々と開発が進むタイ国内の建設ラッシュ・・・しかし、バンコク都内の建築ブームはショッピングモールとコンドミニアムが土地を埋め尽くし、最近では中心部から郊外型へと変化しつつある・・・そんな中、今週も郊外に2つの大型商業施設がオープンした。
セントラルフェスティバル・イーストヴィル
11月27日にラディットマヌターム通りオープンした「セントラルフェスティバル・イーストヴィル」は、25,000平米に約200店舗が入居。チェンマイ、パタヤ、ハジャイ、サムイ島の4カ所にも展開しているこの商業施設は「BANGKOK ESCAPE」という挑戦的なコンセプトが印象的。
フューチャーパーク・ランシット「ZPELL」
同じく11月27日にパトゥムタニ県でオープンした商業施設「ZPELL」は、10万平方メートルの延床面積に「ユニクロ」「LOFT」「東京豚骨拉麺ばんから」など、約250店舗が入居。施設内にはスケートリンクや屋内スキー場なども設置され、インタラクティブ性ある施設になっている。
タイで雪が降る施設として注目されたゲートウェイ・エカマイのスノータウンがほぼ失敗に終わった現在。郊外では本格的な屋内スキー場が遂に完成・・・「タイではありえない」という世界が現実的になっていく今後の郊外型商業施設に目が離せない。