暑い夏が終わり、季節が変わる9月、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
みなさんは、8月31日にベトナムの中部・ダナンでとある「熱い(暑い?)」戦いが行われていたのをご存じでしょうか?
そう、それはダナン国際マラソン大会です!
ハノイでの留学が始まってから、人のバイクに乗せてもらう毎日。
「たまには、運動不足解消がてら、自然を感じて走るのもいいか♪」
そんな軽い気持ちで参加登録してしまった私…。
ということで、ハノイから飛行機で1時間かけてダナンまでマラソンしに行ってきました!
スタート前とは思えない国際マラソン大会のユルさ
ダナンマラソン2014では3種類のコースが用意されていました。
①これぞ国際大会!フルマラソン!(午前4時スタート)
②アマチュアのランナーが集う!ハーフマラソン!(同じく午前4時スタート)
③私のようなミーハーランナーだらけ!5km Fun&Walk(午前7時スタート)
もちろん初心者の私が参加したのは5kmのコースです。
夏に5kmも走るのは初めてで、なんだか緊張…
ということで、同じくハノイの日本人留学生のミホちゃん、そしてユウミちゃんを誘い、走ることにしました。
スタート前
5kmコースは7時スタートだったので、6時半までに着いたら楽勝でしょ♪というマラソンミーハーの私たち。
着いたらまさかの、「もう受付終わってる!!!」
ハノイで鍛えたベトナム語力を使って、図々しくもなんとか受付を済ませ、記念のTシャツをもらい、さっそくお着替え!
走る前はまだまだ元気!お祭り気分でポーズまでとっちゃう私。さあ、荷物を預けよう!と荷物預け場所に行くと…
スタッフ:「5kmの人の荷物は預かれません」
えええ!そ、そんな…こんな大きなリュックを背負って、真夏のダナンを5kmも走るのか…。
5kmコースの参加者はあまりにも多いので、荷物を預かれないとのこと。事前に何の情報もゲットしていなかった私たちが悪いのですが、ショックが大きかったです。
とはいえ、まだまだお祭り気分!スタート地点の集合し、心浮かれていろんなところを撮っていたら…
「あれ?ユウミはどこ行ったん?」
…
…
…
スタート直前にナンパされてる!!!
「かわいい」は万国共通なんですね。とは言え、スタート直前にナンパする人もいるなんて…!
ベトナム人に対して、少しあきれました。(笑)
驚くのもつかの間、次はミホが…
…
…
…
テレビ局に取材されてる!!!
VTV(ベトナムの国営放送)に意気込みを聞かれていました。
この2人の女の子、ベトナム人を惹きつけるパワーがあるのか…?
そんな2人と参加できて、ラッキーでしたね。
なんでもありの5km Fun&Walk
スタート直前、まわりを見渡してみると「あれ?」という光景がたくさん。
【あれ?第一弾】
「うそやろ?ビーチサンダルで走るの?」
(手前の人は5本指ソックスにサンダル?)
【あれ?第三弾】
本当に、なんでもありの国際大会ですね。(笑)
いよいよスタート!いよいよスタートです!
潮風を感じながら、ダナンの海岸沿いをたくさんのミーハーランナー仲間と走れる喜びをひしひしと感じていました。
1kmすぎくらいでしょうか、「まさか」と驚いてしまう出来事が起こりました。
なんと、ショートカットするベトナム人が続出。。。
みんなさぼってちゃんと走らない。しんどいのはわかるけど、がんばろうよ!と叫びたかったです(が、私ももう大分しんどい状態で、実際には叫べず)。
給水地点も二か所あり、ベトナムのミネラルウォーター、La Vieが配られていました。
そこは、さすが!国際大会ですもんね。
普段の運動不足が響き、3km地点から走れなくなって歩いてしまいました(根性が足りなかった)。
そんな中颯爽と現れたのが…
はっぴランナー!!
私以外の日本人もがんばってるんだ!と思うと、私も最後までがんばれました。
無事、完走!
40分くらいで5kmのコースを完走しました。かなり遅いですが、記録を狙っていたわけではないので、完走できて満足しています。
やったー!と喜んでいると、少し怪しい人たちを見つけてしまいました。
お兄さん:「サロンパス?」
彼らは、久光製薬のサロンパスの宣伝の人たちでした。日本の身近な製品が、ここでも使われているということは、非常に嬉しいことです。私たち3人はシューっとスプレーをしてもらい、帰路につきました。
日本のように、ベトナムにもマラソンブームは来るのでしょうか?
今回参加して思ったのは、ベトナム人にとってはまだまだマラソン大会は「お祭り」なのでしょう。
ですが、このお祭りマラソン大会に、ここまで多くの人が参加したということは、今後、マラソンブームが来ると思われます!
マラソングッズ、これからベトナムで売れる予感がします!!!
【後日談】
筋肉痛が3日間続きました。
みなさんも、スポーツの秋だからといって、無理しすぎないように!