“圧倒的に優秀”と言い切れるASEAN各国の仲間たちと共に、マーケティングテクノロジーで世界を豊かに。 / 株式会社エフ・コード 海外担当執行役員 島田裕一氏

学芸大駅前近くのマンションの一室からスタートし、今や海外に3拠点を構えるマーケティングカンパニーの株式会社エフ・コード。

2016年に海外担当としてジョインした島田さんに、筆者である私はタイ留学中に初めてお会いしました。島田さんがエフ・コードにジョインするときは、文字通りガツガツと海外拠点を増やし続けている、一番面白いフェーズで、心から優秀と思える社員と働くことをとても楽しみにしていたことが印象的です。

海外担当執行役員として複数の拠点をマネジメントしながら、物知りで常に楽しいお話を聞かせてくださる優しいリーダー。そんな島田さんに、エフ・コードのことから、海外メンバーのマネジメント、さらにお休みの日の過ごし方まで、たっぷり伺いました!


《プロフィール|島田裕一氏》

大学卒業後、アウンコンサルティング株式会社を経て、2016年に株式会社エフコードに海外担当執行役員として参画。前職では検索エンジンマーケティング(SEM)コンサルタントとして、大手企業のマーケティング支援に従事。その後、海外事業統括責任者として台湾、香港、タイ、シンガポール全拠点のマネージングダイレクターを兼任し、幅広い業種・業態のSEMを含む、グローバルマーケティング活動の支援を行う。

エフコードではタイ法人を皮切りに、2017年4月に香港法人、2017年9月にインドネシア法人を開設し、デジタルマーケティングの効果を最大化させるSaaSツールを現地企業および日系企業に提供し、成果をあげている。

”優秀”とは具体的にどんな人、環境のこと?

― 今のお仕事について教えてください。

株式会社エフ・コード 海外担当執行役員として、タイ・香港・インドネシアの3拠点をマネジメントしています。エフ・コードは、「マーケティングテクノロジーで世界を豊かに」をミッションに、デジタルマーケティングの成果を可視化させる企業向けのソフトウェアを開発・販売している会社で、それを海外に向け展開しています。2016年にバンコク法人を立ち上げてから、2017年4月に香港、同年9月にジャカルタ法人、と展開しています。

― では島田さんはアジア中を常に飛び回っているんですね。

1ヶ月のほとんどが海外ですね。インドネシア4割、タイ4割、香港1割、日本1割くらいです。

ー 2016年にエフ・コードに参画したとのことですが、なぜ前職から今のポジションに転職を踏み切ったのでしょうか?

メンバーが圧倒的に優秀だからですね。高いレベルで、一緒にガツガツやっていけると思ったからです。具体的に言うと、”デジタルマーケティング、及び一般的なビジネスにおいて物事をスピーディーに、かつ深く考えていて、同じ目線で色々なことを達成していけること”。大企業でももちろんこれは可能なのですが、まだ小さい会社ゆえのフットワークの軽さに、メリットがあると感じています。

代表取締役の工藤とは、前職の頃からゴルフに行くなどコミュニケーションはあって、会話のテンポが合うし、ビジネスでも気持ちの良い議論を重ねていけそうだと感じたんですよね。

大企業と比べたときのベンチャーの魅力の一つは、人材のダイバーシティ(多様性)があることです。大企業は決められたコーポレートアイデンティティーに沿った人材を採用するためどうしても人材が画一的になり、変化の幅は少なくなってしまいます。ベンチャーの方が様々な分野でぶっ飛んだ人を採用したりポテンシャルで採用したりするので、人材の幅は広い。ただしエフコードは、人材の横幅だけではなく優秀かどうかの高さを均したときの中心も高いという意味で、圧倒的に優秀だと感じています。

新卒2年目から沖縄オフィス立ち上げ経験!自分の価値はシンプルに「好奇心」

ー 前職のお話がありましたが、前職ではどんなお仕事をしていたんですか?

検索エンジンマーケティングのコンサルタントとして、大手企業のマーケティング支援をしていました。大学4年生の5月に内定を頂いた後、内定者としてインターンをずっとやっていたので、翌年4月の入社式も早朝にメールチェックしてから出席するほど、その会社にはすでに溶け込んでいました(笑)。

2年目で沖縄法人の立ち上げを任され、ひと段落したところで、上司から急に「1月からタイね!」と。実は前からタイに行きたいと思っていたので、即決しましたね。「人と違う人生を歩みたい」という思いが強いタイプです。小さい頃から、例えば劇があったら主役のヒーローじゃなくて悪役をやりたがってた。

英語なんて全く出来なかったので、翻訳サイトを使いながらコミュニケーション取って、何とか3ヶ月くらいで出来るようになって。タイ語も同じように、4ヶ月くらいで仕事で使うコミュニケーションは出来るようになりました。自分のバリューは海外にあるなと思い、その後香港法人、シンガポール法人や台湾法人を兼任し、海外でのマネジメント経験を積んでいきました。


(エフ・コード香港法人のメンバー)

ー 「自分のバリューは海外にある」とはどういうことですか? 例えば、英語力だったら、帰国子女のような人にはどうしても劣ってしまうと思います。そもそもそれを20代で言い切り行動するのが凄いです。

私は好奇心が人よりも強いからです。海外ビジネスで一番大事なことは好奇心だと思っていて。海外というフィールドに飛び出すことがワクワクするのももちろん、例えば仕事の上で、大変でピンチなことがあっても「これは初めての事態だ、面白い!」とポジティブに捉えることが出来ます。

また、ウェブマーケティングという分野の中で、他国兼任でマネジメントをしているのも少ない存在なので、そのような人材の市場価値は高いと客観的にも思います。

ー 海外をビュンビュンと飛び回っているということは、一つひとつのオフィスにゆっくりいられないですよね。必然的に、社員と直接コミュニケーションを取る時間は少なくなってしまいますが、コミュニケーションを取る上で気を付けていることを教えてください。

成果を見るマネジメントをしていますね。プロセスを細かく管理はしない。自分自身もマイクロマネージメントはされたくないというのもありますが。例えば、私がいないところで、極論少し怠けたっていいと思っていて、ただ、それで成果を出していないのであればツッコミます。ただし成果に対して求めながらも、最初から期待値を上げすぎないようにはしています。達成したことに対してしっかり褒めて一緒に喜ぶことで信頼関係も出来てくるし成長もするので、バランスが重要です。

また、採用の時点で、圧倒的に優秀で信頼でき前向きな人を採用します。短い面接の時間でも、面構えからその人の今までの人生や、育ちの良さが見えるなと思っています。この人、よく笑ってきたんだな、とか、両親からしっかりしつけられてきたなとか。きちっとしている人は仕事をしても、机の上が綺麗ですし、そういう細かいことがお客さんへの対応にも繋がるんです。

ー たしかに、結果に対して誠実に褒めてくれたり、ダメだったら怒ってくれるのはフェアだし、部下として納得感があります。


(タイ法人メンバーと、展示会に出席)

執行役員って普段何してるの? 島田さんのエネルギーの秘訣とは

ー 島田さんのFacebookを見ていると、お休みの日の旅行など、仕事以外の時間も充実していますよね! お仕事以外の時間は何をしているんですか?

結構ストイックな生活してますよ!
夜は22時に就寝、朝は5時半に起きる。6時から1時間くらいランニングをして、頭をスッキリさせます。7時半からオンライン英会話で英語を勉強して、8時に出社です。

ー 凄すぎる…。そのエネルギーはどこから来るんですか?

ストイックとは逆説的ですが、何ごとも“あそび”が大事だと考えていることで、逆に気楽に色々なことを続けられているのではと思っています。“あそび”は“ゆとりがある” という意味の“あそび”です。何が言いたいかというと、あんまり物事に過敏に反応せずブレない人なので、他の人より疲れないんですよね。人よりもエネルギーもあるとは思うけれど、行動量の割にぐったりと消費しないんだと思いますね(笑)。

フットワーク軽く何でも行動してきた経験に加え、読書で得た色んな追体験のおかげで、どんな物事に対しても、自分なら対処できる、やれる気がしてしまう。それが、エネルギーの元と言えるかもしれません。

ー 島田さんが読んでいる本、気になります。何かオススメはありますか?

『FISH』と、『あたりまえのアダムス』とかどうですかね。『FISH』は特に、私が大学生の就職活動中に読んだ本で、今でも好きです。

ー 今日中にポチります!!

フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方 あたりまえのアダムス

Where there’s a will, there’s a way

ー 島田さんのこれからの目標や夢を教えてください。

直近数年は、エフコードの海外展開が成功するよう努めたいです。少数精鋭の組織から多数精鋭に。雇用する人間のこだわりとして、人材のクオリティは下げずに、質と人数を両立させていきます。

ー 最後に、海外に挑戦したい私たち若者にメッセージをお願いします!

“Where there’s a will, there’s a way.”
元アメリカ大統領・リンカーンの言葉で、「意志あるところに道は開ける」というもの。

世の中の大半の人は誰かの思いをフォローしながら生きていますが、どんな人にも人生においてそういうフェーズも大事だとは思います。しかし、それだけで人生が終わったらつまらないので、やりたいことが見つかった後は周りの助言はそこそこで、自分で計画し、自分で決めて行動することが大切だと思っています。そのためまずは自分が本当にやりたいことを見つけられるように、好奇心をもっていろいろなことに挑戦しましょう。

― ありがとうございました!

 

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編集後記

ストイックとは逆説的ですが、何ごとも“あそび”が大事だと考えていることで、逆に気楽に色々なことを続けられているのではと思っています。

島田さんはこう語るように、いつもポジティブで、毎日を面白がっている素敵なお兄さん!常にASEAN中をぐるぐると、いそがしくて目まぐるしい毎日を送っていらっしゃるはずなのに、お会いするとこちらがエネルギーをもらってしまいます。

早起きのストイックな生活も読書も、島田さんはいつもポップに、簡単そうに言うのですが、普通はなかなか続けられないことだと思います。私も見習って少しずつ真似していこうと気が引き締まったインタビューでした。

 

ABOUTこの記事をかいた人

永瀬 晴香

二代目 アセナビ副編集長。早稲田大学文化構想学部4年。2015年8月から12月まで、タイのチュラロンコン大学へ交換留学。その後休学し、そのままバンコクに残り、RGF Thailand(リクルートホールディングスタイ法人)にて長期インターンを経験。 大学1年のカンボジアボランティアをきっかけに、ボランティア以外で持続可能性が見出せるASEANとの関わり方を求めてアセナビに参画。留学中のご縁で、インターン先より長期インターン機会を頂く。 変わりたい、成長したい、とぼんやり思っている人には特に、自分を試す・目的を持ったら行動してそのモチベーションが何なのか検証する場所として、ASEANをおすすめ。なんでもお話ししますのでお気軽にご連絡を!