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EF(Education First)は1965年に設立された伝統ある語学教育研究機関で、世界15か国にて語学学校を運営している。中でもシンガポール校では語学留学、インターンシップコース等、多種にわたる留学プログラムを提供する。
スピーキング重視のクラスでの確実な英語力向上に加え、観光やイベントも楽しめるEFシンガポール校での生活について、留学中の4名に話を伺った。
目次
留学の理由はさまざま!東南アジアの中心で、体系的に英語を学ぶ
ー みなさん、年齢・ご所属・留学期間がさまざまですが、それぞれどうして留学を決断されたのでしょうか?
アヤネさん(以下、アヤネ):関西で個人事業主として観光業のお仕事をしていましたが、その後、ある企業で働くことになり、「今後自分自身が海外に出て、日本の観光資源をアジアの人たちに広めたい」と思ったんです。そのために必要なのは英語なので留学に来ました。
ユウヤさん(以下、ユウヤ):僕も仕事の関係でシンガポール留学を決めました。日本で働いている貿易業では、英語を使う機会が多いので必要性を感じたためです。
シホリさん(以下、シホリ):私も2人と同じ社会人です。現在は、5ヶ月間のクラスを終えてインターンをしており、アプリ制作のディレクターをしています。
大学生の時にはハワイ大学に留学していたのですが、ハワイには日本人も多く、実は英語を使う機会があまり多くなかったんです。その一方で、シンガポールはあまり日本人が多くないだろうということで選びました。父が貿易の会社を経営していて、昔シンガポールにも支社があったという縁があることも、シンガポールを選んだ理由の一つですね。
スズノさん(以下、スズノ):私が唯一の学生ですね。欧米ではなく好きなアジアで英語を勉強したいと考えた時に、大学でシンガポールEF校の説明を聞いて「これだ!」と思ったんです。欧米留学とは異なり、やる気があればTOEFLスコアがいらないこと、休学と就活に向けて留学期間を調整しやすかったこともEFを選んだ大きな理由です。
(ホテルのようにモダンなEFシンガポール校は街の中心部にあり、数多くの観光名所へも徒歩圏内だ)
ー 3名はすでに働かれていて、スズノさんが唯一の学生さんなんですね!アヤネさんとユウヤさんは“仕事で英語を使う”という理由で留学に行かれたということですが、なぜ数多くの選択肢の中からEFのシンガポール校を選んだのでしょうか?
アヤネ:英語を身につけたかったことに加え、私の会社は東南アジア進出にも積極的なため、せっかくなら東南アジアの中心であるシンガポールで英語を勉強しようと思いました。
日本は高齢化社会で消費購買層が減少しています。ただその一方で、日本には世界に誇る観光資源や食がある。私の会社はマレーシアに進出しており、シンガポールやベトナムも今後進出予定です。世界中のみなさんに日本の魅力を伝えるためには、英語が必要なんです!
そのうえで、EFのカリキュラムを見ると、体系的に(スラングなどではない)普遍的な英語を学習できるとわかったんです。EFがオリンピックのスポンサーをしていて、若者の育成に力を入れている点にも惹かれましたね。
ユウヤ:僕は日本の会社の若手育成の留学プログラムに参加しています。会社の支社がベトナムにあって、東南アジアから世界に発信していこう!と掲げているため、シンガポール校に来ました。
(4名のクラスは日によって異なるが、午前9〜午後2時の時間帯が多い)
多国籍な文化を吸収できるのが、シンガポールのいいところ
ー シンガポールで生活することの魅力を教えてください!
ユウヤ:まず食べるものに困らない!物価は他の東南アジアの国と比べると高いけど、ローカルのフードコートでは500円以下で安く美味しい料理が食べられます。
スズノ:そんな安いところあるんだ(笑)!料理もそうだけど、言語でもマレー系・中華系・インド系が入り混じっているよね。シンガポールは“英語の国”だと思っていたけど、電車などでいろんな言葉を聞くことができて面白いです。
シホリ:たしかに、多国籍文化でいろいろと吸収できるのがシンガポールのいいところですね。
アヤネ:シンガポールは人口が少なく歴史が浅いにも関わらず、平均賃金が高くて経済成長している。それが素直にすごいと思います。
ー 留学をする際に治安を心配する人は多いですが、シンガポールはその点いかがですか?
アヤネ:私個人の経験で言うと、シンガポールで危険な目に遭ったことは全くないですね。ほとんど日本と変わらないです。万が一何かあったとしても、シンガポールの警察や消防は対応が迅速だとよく聞きます。
シホリ:クラスを受けている間は寮に住んでいたのですが、いつも友人が近くにいるので安心ですね。現地スタッフのケアも手厚いです。
ー 寮で生活されているんですね。勉強している以外の時間はどのように過ごしていますか?
シホリ:寮のルームメイトは必ず国籍の違う留学生を割り当てられるため、コミュニケーションは全て英語になります。EF主催のアクティビティもあります。
EF主催のものに限らず、国籍を問わず他の留学生ともよく遊びに行きます。たとえばマレーシア旅行や離島旅行、簡単なものだと映画を見ようとか、観光地行こうとか、ご飯食べようとか、とにかくたくさん!今日もみんなでケーキを食べて、ダンスを踊っていました(笑)。ここでは友だちができないという不安はないですよ。
ユウヤ:僕はコンサートによく行きますね。この前はEFに留学しているみんなと一緒に、ブリティッシュロックとかEDM系のフェスに行きました!友だちと外で過ごしている時間が長いので、家にいるのは寝るときだけです(笑)。
一番大きな変化は“自信がついたこと”
ー プライベートも満喫されているんですね!みなさん留学中盤の方も終盤の方もいらっしゃいますが、プログラム参加前と現在の変化で一番大きいものは何でしょうか?
アヤネ:留学当初は英語をほとんど話せませんでしたが、8ヶ月経った今は相手の言っていることをほぼ理解できるし、自分でも話すことができるようになりました。国籍色豊かな友人ができたことも大きな変化です。
ユウヤ:僕も友人の存在は大きいですね。日本での英語学習は座学ばかりで実際に声に出して練習する機会がありませんでした。こちらに来てからは外国人の友だちがたくさんできて、毎日彼らと話しているうちに英語力が上がりましたね。自分の英語力に対して自信を持てるようになったことが一番大きな変化です。
スズノ:私は寮ではなくホームステイなのですが、そのおかげで実生活の中で英語を話す機会がたくさんあります。日本では周りの目を気にして、英語を話すことをプレッシャーに感じていましたが、今は欧米人を見てもオロオロしません(笑)!私も“自信”がついたことが変わったことですね。
シホリ:英語をとにかく使うということは重要ですね。日本での英語学習は文法重視のことが多く、間違えると細かく指摘されるため、シャイになっていました。一方、シンガポールでは自分から伝えないと得られるものがないため、フレンドリーに自分の気持ちを伝えるようになりました。
EFのプログラムでも“発言すること”が特に重要視されていて、ディスカッションが多いです。文法よりも、何を考えていて、どんなマインドを持っているかを発信することが評価されるんですよ。
ー なるほど。みなさんたくさん英語を使うことによって“自信”を得たんですね!その英語を学んでいる中で特に嬉しかったことや、悔しかったことは何ですか?
アヤネ:留学当初は全くリスニングができなかったので、クラスにすら参加できず、友だちもできませんでした。ただ、毎日絶え間なく勉強し、3、4ヶ月経った頃を境に相手の言っていることが徐々に理解できるようになったんです。それが嬉しかったですね。
ユウヤ:アヤネはすごく頑張っているよね。僕の悔しかったことは、ルームメイトのスイス人に対して自分の伝えたいことがうまく伝えられなかったこと。4ヶ月経った今は、彼が僕の英語のジョークで笑ってくれるようになったことが嬉しいです(笑)。
スズノ:私の場合は、クラスでプレゼンをするときに発音に不安があって、全くうまくできませんでした。教室もシーンとなって、先生が通訳することに。今は友だちからも「最初はスズノが言っていることが全然わからなかったけど、今はわかる!」と言ってもらえるようになりました。
シホリ:私は大学在学中に留学経験もあったので、基本的な英語力にはある程度自信を持っていて、クラスも一番上でした。ただそのクラスは英語に慣れている欧米人ばかりで、私の語彙の足りなさを痛感させられ、クラスについていくのも精一杯でした。
そのクラスで切磋琢磨していくうちに友だちが増えてきて、当時追いつけないと思っていた人たちと今は普通に話せるのが嬉しいです。
ー シホリさんは現在留学をしながら海外インターンをされているということですが、インターンと留学の違いは何でしょうか?
シホリ:正直、学校に通っていた頃の一番の目的って遊びだったんですよね(笑)。人と関わらないと英語も使う機会がないし、友だちができないとクラスもつまらなくなってしまうので。勉強も大事だけど、遊びも含めて留学です。
ただ、インターンでは責任が伴います。インターンは週2でアプリ制作のディレクターをしているのですが、一個のことに真剣に取り組みながら、社内外の繋がりを強めていかなければなりません。
インターン中には上司に対しても、違うと思うことや疑問をはっきり伝えるようにしています。疑問に思ったことは心の内に留めず、積極的に発信することが大事です。
アヤネ:インターンはシンガポール企業の文化や働き方を覚える場ですよね。留学をする中でも、アジア圏の“優等生”と言われるシンガポールの文化とダイナミズムを、英語と一緒に学ぶことができますよ。
英語を楽しく話し“続ける”ことが上達のポイント
ー 最後に読者へのメッセージとして、留学する上で心がけていることを教えてください!
アヤネ:覚えた単語はすぐに使いましょう。私は今まで英語を勉強する際に、文法などの基本原理を考えてしまっていました。ただ、その勉強法は自分にとっては堅苦しく、難しかった。勉強法を変えて、赤ちゃんのように覚えた単語をとにかくすぐに口に出して使うことを大事にしました。そうすると、英語が自然に身につきます。
ユウヤ:楽しくやろう!と伝えたいです。文法も単語も間違えていいから、伝える気持ちをぶつけること。
欧米人とアジア人が混在するクラスの中でも、あまり発言しないのは日本人だけなんですよ。ヨーロッパ人たちには舐められたくないですね。「俺たちも話せるんだぞ!」って見せつけたいです(笑)。
スズノ:わからないものを考えることに時間を使うことをやめました。その時間はもったいないし、落ち込む原因にもなるので。わからないことがあったら、先生や友だちに積極的に聞くようにしています。
シホリ:私も失敗を恐れるのをやめました。みんな英語を勉強しに来ているので、間違えたとしてもクラスで笑われたりはしません。発言して、間違うこともみんなの学びになる。なんでもいいので自分の主張をしていくことが、自信になります。
さいごに
4名の生徒のみなさんは充実した環境で英語を学び、多様な文化の中で生活をされていますね。EFの留学プログラムに関心のある方は、ぜひこちらから資料をご請求ください!