2017.04.10
日本人のロングステイ希望国ランキング11年連続で1位を独占中のマレーシア。その影響か、以前アセナビで高級コンドミニアムに暮らせるかも?これがマレーシアのライフスタイル。《金・住・交通編》という記事を公開したところ大反響でした。
今までのジョホールバル特集では、現在進行中の巨大プロジェクトなどを紹介してきましたが、今回はもう建設が完了し、最近日本人の間で人気のモレックパインに実際に宿泊してみた体験談を紹介します。
目次
日本人の間で人気のモレックパインとは?
(今回筆者が宿泊したのは1から4まである内のMolek Pine3でした。)
モレックパインは、シンガポールからジョホールバルへ国境を渡って車で15分程度のモレック地区にあります。
(近くにはゴルフ場、イオンやテスコといった大型ショッピングモール、パシル・グダン工業団地があるのに加え、日本人学校や日本食レストランもある高級住宅街です。)
まず入ってすぐに待ち構えいたのは大きなプール!東南アジアではプール付きのコンドミニアムがほとんどですが、この大きさは貴重ですね。やはり土地に余裕のあるジョホールバルならではの魅力と言えます。テニスコート2面やジムもありました。
次に現れたのは日本庭園を意識した石庭です!
そうです、このモレックパインは日本の設計事務所が設計したものなので、全体的に日本人好みの設計になっています。
ジョホールバルでも温泉を楽しめる!?
何より、このモレックパインが日本人の間に噂になっている理由はOnsenがあるからです!早速行ってみましょう!
すると・・・たしかに温泉がありました。まさかジョホールバルで温泉に入ることができるとは!
脱衣所もそっくりそのまま日本と同じ仕様です。
そしてついにやってきました!東南アジアのバスルームは基本シャワーだけですので、日本人ならふとした瞬間に湯船につかってゆっくりしたいと思うものですよね。モレックパインに住んでいる人は無料で入ることができるので有り難いですね。
京都の龍安寺を彷彿させる石庭まで!解放感のある景色が最高です。
広大なジョホールバルの未来予想図を想像する
次は屋上に行ってみましょう!
手前に高級住宅街が続くと同時に、右手には建設現場があります。この広大なジョホールバルの進化を今まさにここから眺めているのです。10年後にはシンガポールや上海のように高層ビルが乱立しているかもしれませんね。
屋上ではBBQもできるそうです!
これぞ高級コンドミニアム!
それでは肝心のお部屋を拝見しましょう。
さすがモレックパインです。きちんと期待に応えてくれました。これぞ誰もが憧れる広々としたコンドミニアムです!
ジョホールバルでは本格日本食もお手頃価格!
お腹が空いてきましたので、一旦荷物はお部屋に置いてお昼ごはんにしましょう。
モレックパイン3のすぐ下には本格日本食レストラン、コンビニ、パン屋さん、バーなどが揃っています。
今回はKEMURIという日本食レストランにお邪魔しました。
Photo from KEMURI Facebook Page
お店の雰囲気は日本そのままですが、そういうお店に限ってお値段が異常に高いものです。特にお隣のシンガポールで本格日本食を食べようと思えば最低でも日本の1.3倍はします。
しかし!ここはジョホールバルです。物価はシンガポールのほぼ1/3です。見てくださいランチセットメニューの値段を!
どれも日本円にてRM15≒373円からRM25≒622円と破格の値段です!
そしてでてきたのは文句なしのおいしい生姜焼き定食でした!やはり「腹が減っては戦はできぬ」と言うように、"ASEANで働く"ためにもおいしいご飯は必須です。ごちそうさまでした。満腹です。それではモレックパイン3に戻ってプールで泳いできます♬
ジョホールバルのローカルフードを堪能!
優雅にプールで泳いでいると日が暮れてきました。もう夜ご飯の時間ですね。
お昼ごはんは日本食だったので、次はローカルフードを開拓しましょう!車を8分ほど走らせると・・・とても良い匂いがしてきました!ここに決まりです!
メニューを見るとまたもやびっくりです!ジョホールバル名物Fish Head Curryさえも時価で約946円!全体的にシンガポールでは倍はしますので物価の安さを享受できます。
安いからといってなめてはいけません。味も最高です!
最後に温泉に入って就寝です。ジョホールバルの広大な景色と南国のそよ風を楽しんでいるとぐっすりと寝ることができました。
気になるお値段は!?
さて、東京やシンガポールでこんな豪華なコンドミニアムに住むための家賃はいくらか想像してみてください・・・
今回私が宿泊したMolek Pine 3 – Type Bは月額MR3600〜と格安で借りることができるとのこと!なんと日本円で約89,667円〜です!シンガポールや東京でこの快適さを実現するには最低3倍はするのではないでしょうか?
シンガポールや東京で家賃90,000円代の物件を想像すると、ジョホールバルの物価の安さと広大さを理解していただけると思います。
しかし、物価が安いのも今のうちかもしれません。きっと上海やシンガポールのように発展していけば、地価も高騰するかもしれませんし、バブルが崩壊するかもしれません。しかし、その不確実性こそがチャンスです。モレックパインの温泉が象徴するように、日本人が生活するための環境は確実に整ってきていますので、関心がある方はぜひ現地を訪れてみてください!
お礼
今回のモレックパインへの取材は2014年からずっとジョホールバルで日本人向け不動産のみならず、ビザ取得などを支援してきたIKI LINKS代表の足利さんに案内していただきました。ありがとうございました!