「圧倒的なスピードで成果を出し続ける!」|リーゼントマネージャー岡田兵吾さん著『すべての仕事を3分で終わらせる』

「すべての仕事を3分で終わらせる」リーゼントマネージャー岡田兵吾氏の仕事圧縮術

35ヵ国中、20位。 何の数字かご存知でしょうか?
OECD加盟35ヵ国中の時間当たり労働生産性の日本の順位です。

GDP世界第3位でもある日本は労働生産性で見ると先進国の中で最低レベルです。
日本では「生産性の低さ」が経済発展の深刻な課題として長年注目されていますよね。

国家をあげて働き方改革の必要性が叫ばれる中、シンガポールでグローバルビジネスの最前線で活躍するマイクロソフトシンガポールの岡田兵吾さんが世界レベルの仕事圧縮術』を一冊にまとめた本書を紹介します。

岡田さんは大学卒業後、日本のアクセンチュアでキャリアをスタートし、徹夜当たり前の環境で働き詰めていましたが、2004年にマイクロソフトシンガポールに転職し「残業するとクビ」という環境に今までの労働観がひっくり返されたとのこと。本書は筆者が14年間、グローバルビジネスの最前線でトライ&エラーを繰り返し培ってきた知見がふんだんに凝縮されている一冊です。

岡田兵吾氏 マイクロソフトシンガポール シニアマネージャー 大阪生まれ。同志社大学工学部卒。IEビジネススクール・エグゼクティブMBA取得。アクセンチュア(日本、アメリカ)、デロイトコンサルティング(シンガポール)、マイクロソフト(シンガポール)のグローバル企業3社で21年間、シンガポール・日本・アメリカをベースに活躍。これまで、アジア全域の新事業開発、業務改善および組織改革に従事。現在マイクロソフトではシニアマネージャーとして、日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランドの4か国のライセンス監査業務の責任者を務める。座右の銘は「STAY GOLD!」


アセナビ過去取材記事:http://asenavi.com/archives/8121

海外では17時ぴったりに仕事を終わらせるのが当たり前?

働き方改革のキーとなる、労働生産性の向上。労働生産性とはアウトプット(仕事の成果))/インプット(投入コスト,時間etc)のことです。簡単に言えばより短い時間でより高い仕事の成果を出せば生産性は向上することとなります。

ただ残業文化や社内調整、稟議といったプロセス重視の日本では、頭では分かっていても、実際にどうすればより生産性を高められるのか?という問いに対して明確な答えを持ち実践できているビジネスパーソンは多くないと思います。

また私はまだ4月から社会人となる学生の身分ではありますが、学生団体での活動をしたり、複数社でインターンを経験し「もっと生産性高く働けないものか」と常に工夫はするも、どの方法が効果を生めているかが分からない状態でした。

本書を読むことで生産性を高め成果を上げていくノウハウが体系的に学べ、学生のうちからより高い生産性を意識して様々な取り組みができるようになるはずです。

また仕事をより高速化し、短い時間の中で高い成果を生み出してビジネスパーソンとして成長したい、という方にとってもオススメの本書が『すべての仕事を3分で終わらせる』です。

シンガポールでは「残業したらクビ」の世界で、仕事の量も非常に多いにも関わらず海外のビジネスパーソンたちは必ず定時の17時に帰り、仕事とプライベートを完璧に両立しているとのこと。

今でこそ日本でも残業はネガティブな印象ですが、残業良しとされる日本企業の文化とは対照的な環境で高い成果を出し続けてきた岡田氏。

そんなマイクロソフト、アクセンチュアで働いていたトップレベルのプロフェッショナルから筆者が学んだ秘訣が凝縮されている本書ですが、今回は本書の中から「仕事はまず60点を目指す」ことを紹介します。

100点ではなく、仕事はまず60点を目指す。

日本では時間をかけてでも100点を目指す仕事は多くないでしょうか?

しかも長い時間をかけて100点だと思った成果物を上司に提出した場合、「あれも違う」「ここも違う」と訂正され、最初からやり直しをくらったこともある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

筆者はアメリカに半年赴任したとき、アメリカのアクセンチュアのパートナーであったアメリカ人の言葉に衝撃を受けたそうです。

「BestではなくFeasible(実現可能)であることが大切。60点を目指し、なるべく速く『たたき台』となるコアな業務を設定する。そして、これを磨き上げることで、結果質とスピードが上がり、プロジェクトが成功する」

当時は深夜まで残業し、100点を目指した資料やシステムをつくることを信念としていた筆者は「海外のシステムは簡素すぎる。日本のシステムだけが素晴らしい」と思っていたそうですが、海外の必要なものだけが実装された無駄のないシステムを見て固定観念がひっくり返ったそうです。

これは仕事自体を60点で終わらせてもいいということではありません。まずは60点の必要最低限をクリアするたたき台をつくり、上司やクライアントの意見を聞いてから適宜修正して、80点の合格ラインを目指すのです。そもそも仕事には正解がないので100点か80点のレベルの違いに、まわりの人はほとんど気づきません。

いきなり100点を目指すのではなく最小の時間で必要最低限のコアな業務に集中し、最短で80点の成果物を生み出していく。この方法が生産性を向上させる一つの秘訣だと筆者は説きます。

ここまでご紹介した内容はごくごく一部です。本書で紹介されているノウハウはすぐに実践できる具体的なものばかりなので是非本書を手にとって見てください。

書籍情報

タイトル:すべての仕事を3分で終わらせるーー外資系リーゼントマネージャーの仕事圧縮術
AmazonURL:https://www.amazon.co.jp/dp/4478104999
著者名:岡田 兵吾
価格:1,512円
発売日:2018/02/22