2016.01.09

こんにちは、竹原(@asenavi_wataru)です。

お正月も終わり、仕事始めや学校始めの方も多いのではないでしょうか。年末年始、私はスキー場でのアルバイトに精を出しておりました!

さいきんのアセナビの記事で、こんな記事がありましたね。

スキー場も完備!バンコク郊外に2つの巨大商業施設が完成

・・・バンコクでスキー場ってどんな感じなんでしょうか……?

ちなみに私がアルバイトをしていたスキー場レンタルショップには、訪日観光客の方々もたくさん訪れていました。

中国、欧州系はもちろんですが、一番印象に残ったのはインドネシアからの方々が15名ほどで滑りに来ていたことです。そして、ほぼ全員が流暢な日本語を操っていて驚きました……!

インドネシアではウィンタースポーツはできないでしょうから、とても新鮮で楽しんでくれたのではないでしょうか!

 

今回のメンバー紹介は副編集長で、今年の夏からシンガポール国立大学に留学する長田壮哉くんです!

「はじめまして、関西学院大学商学部年3年の長田壮哉(オサダマサヤ)と申します。誕生日は8月8日で、ASEANの誕生日と同じです。大学1年の時にインドネシアでインターンシップ、大学2年の時にタイでボランティアを経験して以来、ASEANのことが大好きにになってしまい、アセナビに入りました。2016年8月からは2017年5月までシンガポール国立大学へ留学します!

IMGA0444(真ん中。この写真は、彼がMr.ASEANとなることを決意した、インドネシアから日本へ帰国するとき。この後すぐ右隣のインドネシア女性を日本へ連れて帰ったという伝説を持つ。)

将来の夢は、ASEAN進出のスペシャリスト、 “Mr.ASEAN”となり日本とASEANの架け橋となることです!ASEANで行ったことがない国は、ブルネイだけです。

口癖は『アホか、とりあえずASEAN行ってきなはれ!』。関西とシンガポールへお越しの際はぜひお声がけください!」

それでは、【今週のASEANニュース】

 

アジアにニッポンの米輸出を拡大!

Mind of a Chef Season 2 with Sean Brock - Episode 3

Photo from Breville USA

❏コメ、アジアに売り込め クボタは輸出量2倍 神明はシンガポールに拠点 :日本経済新聞 

 

「農機大手のクボタやコメ卸最大手の神明ホールディング(神戸市)はコメ輸出を」「アジアを中心に積極的に」「拡大」するそうです。

先のAEC(ASEAN共同体)発足やTPP、そしてアジアの日本食ブームの高まりから日本食需要が上がると見たのでしょう。「メイドインジャパン」は各国から食料物品例外なく評価が高いですからね!

しかし、東南アジアのコメはいわゆるタイ米に似たコメが多く、水分を多く含んだジャポニカ米とは異なっております……。日本のコメがどれほどASEAN各国にウケるかが重要だと思います。

しかし、うまくいけば日本農業全体が活性化し、競争が活発な分野になるといいですね!

ひいてはコメのみならず日本産の作物がアジアに広がれば、日本のプレゼンスがより高まるのではないでしょうか。

 

ASEANマーケットの拠点としてのタイ

Helipad

Photo from Michael Coghlan

❏動き出す、アセアン経済共同体。その拠点としてのタイと日本企業の今(エコノミックニュース) – Yahoo!ニュース

 

これからの日本のASEAN戦略にとって重要な、タイにフォーカスされたニュースです!

以前から、タイは日本にとって東南アジアでの重要な拠点でした。トヨタがタイに生産拠点を作ったのは遡ること50年の1960年代。そして、各自動車メーカーはこぞってタイに進出していきました。

そんなタイですが、ここにおいても中国系資本が存在感を増しています。「インフラ整備事業などの大型案件を中心に、中国系企業のタイへの直接投資が急増」しております。

タイ以外でも、インドネシアでの新幹線事業で中国が日本を抑え、当案件を受注したことも記憶に新しいと思います。

インフラをはじめ、さまざまな需要が伸びていくASEAN各国において、日本がどのようなプレゼンスを見せていくのか。日本の未来がかかっています!

 

住めば都!? ヤンゴンでの生活のリアル

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Photo from ta@keshi kimi

❏2016年に移住したい世界22都市:「ヤンゴン」 in ミャンマー

 

ミャンマーでの暮らしに焦点が当てられている記事。書いているのは、以前アセナビでも取材させていただいたAcroquest Technology社の寺田さんでした!

(参照):ミャンマーの成長を支えるテクノロジーを! Acroquest Myanmar Technology Branch Manager、寺田 大典氏

食べ物や人柄、交通など、ヤンゴンでの暮らしについてわかる記事です。

ASEAN各国に住むことは一見ハードルが高そうに思いがちですが、主要都市であればほとんどの国で日本の暮らしとあまり変わらない水準で過ごせるはず。

例えば、日用品であればスーパーもありますし、食べ物であれば日本食レストランもたくさんあると思います。Wi-Fiが整っているきれいでおしゃれなカフェもたくさんあります。

また、住居についても外国人向けの広くてきれいなサービスアパートメント(週1回クリーニングがあったり、大きなところだとジムやプールがついていたり。)にも住むことができます。

私はプノンペンから数百キロ離れた、まだまだ住環境が整っていなアジアの都市で滞在をしていましたが、それでも安くておいしいご飯がたくさん食べられました!

日本と比べると勝手が違うヤンゴンへの移住ですが、住めば都かもしれませんね!

 

”箱”としての工業団地。日系企業のASEAN進出のハードルが下がる

Minworth Industrial Park, Sutton Coldfield

Photo from West Midlands Police

❏住友商事は大阪府と協力して府内企業のフィリピン進出を支援

 

「日本の総合商社である住友商事株式会社は、自社が出資し参画しているファーストフィリピン工業団地と大阪府が協力して、大阪府内にある企業のフィリピンにおける事業展開を支援することを発表」しました。

ファーストフィリピン工業団地は住友商事が30%出資している工業団地で、日本企業の入居率は60%ほどです。

住友商事が工業団地という”箱“を用意して、そこにいろいろな企業が入って製造を行っているのですね。「新規入居する府内中小企業に特化したサポートを導入する」そうで、「日本企業の海外進出をサポートしていく方針」であると表明してます。

このような日本の大企業(ほぼ商社)が、ASEAN各国に“箱”を用意して日本企業の海外進出へ後押しするケースは結構あります。

例えば、豊田通商はタイとカンボジア国境にあるポイペト(カンボジア国内)にテクノパークを建設することになりました。

(参照):カンボジア・ポイぺトで日本企業初のテクノパーク事業~南部経済回廊の要衝となるポイぺトで日本企業のモノ作りを支援~   豊田通商

ここにおける“箱”とは単純な製造の場を提供するのみならず、人事・経理・総務などのアドミニストレーション機能(管理業務的機能)も提供します。

このような流れを見ると、この場所があれこれの業種にとって重要な拠点たるポテンシャルを秘めているんだなぁと感じることもできますね!

ポイペトは日系の自動車部品メーカーがカンボジアに進出するする動きに向けて建設されました。

企業側からすれば、ASEANの奥地に日本人駐在員を配置することはなかなか難しいです。

一方で、現地スタッフを雇用し、経理や総務などの管理業務を任せることも簡単にはいかないでしょう。極力日本語が100%通じる人材が欲しいというニーズがあるからです。

そこで、上記のようなxx団地を商社などが提供してくれれば、その二つの問題を一気に解決してくれますね!

また、そのxx団地を母体に様々な商業施設が誘致されれば日本人の住居環境も整い、発展も促せるんじゃないかと思います!!

このような“箱”を作る動きがどんどん進んでいけば、

①ASEANに進出する企業を促すことができる。
②さらにASEANで働く人にインフラ面などでのハードルを下げることができる。

この動き、注目ですね!!!

 

今週のニュースはこれにて終了。

ASEANで働くというハードルを下げられるように、ASEANに関する様々なニュースをお届けしていきます!

それでは!