2015.12.23

日本ではエスニックブーム到来!タイのマッサマンカレー(*)やパクチーブームの波に乗って、チキンライスやラクサなど、レストランに行って食べるだけではなく、インスタントヌードルやレトルト食品、調味ダレを加えるだけで簡単にアジアごはんが作れるキッドなど、スーパーを見渡せば、びっくりするほどエスニック関連に商品が多く揃っています。

2016年もエスニックブームの勢いは止まりませんよ。そこで、ブーム先取り!注目のエスニック料理「プーパッポンカリー」をいち早くご紹介しましょう。

*マッサマンカレー・・・2011年にアメリカCNNの情報サイト「CNN GO.com」が発表した、世界美食ランキングで1位に選出されたことをきっかけにブームが起こったタイ南部の郷土料理。



甘くて辛い?!豪快にガブリと食べようカニと卵のカレー炒め

見るからに迫力あるタイの人気料理「プーパッポンカリー」

タイ語で、プー=カニ、パッ=炒める、ポン=粉、という意味があります。渡り蟹などのカニと卵を炒めたカレー風味の料理で、中華系タイ料理です。

プーパッポンカリー②(人気店「ソンブーンレストラン」のプーパッポンカリー。)

優しいカレーの風味が漂って、食べる前から食欲をそそりますよ。

「タイ料理=辛い」と思われる人もいるかもしれませんが、カレーそのものを食べるような辛味はほとんどなく、ふわふわ卵が入ることでまろやかに仕上がっています。カニのうまみがソースに溶け込んで、さらに濃厚なおいしさに大変身~。

プーパッポンカリー③(タイ東部・パタヤの海沿いにあるシーフードレストラン「ムンアロイ」のプーパッポンカリー。)

レストランはもちろん、海鮮を取扱う屋台や食堂でも食べることができます。

殻を取るのが面倒と思う方もいるかもしれませんが、その時は“ヌアプーパッポンカリー”といえば、殻を取った状態で提供してくれますよ。また、脱皮した直後のカニはとても柔らかく、殻ごと食べられるソフトシェルクラブの“プーニムパッポンカリー”ならば、殻を気にすることなく食べられます。

 

プーパッポンカリー発祥の人気店「ソンブーンレストラン」

1969年創業のSomboom Seafoodは、プーパッポンカリー発祥の店といわれています。創業者の奥様が、カニのカレー炒めに卵を入れたことで名物料理になったとか。バンコクで7店舗展開していて、地元の人だけではなく世界中の観光客にも人気です。

 

プーパッポンカリー④(かつては秋篠宮殿下や小泉元首相も食べたという、本店のプーパッポンカリーがこちら。)

プーパッポンカリー⑤(最新オープンはサヤーム駅からすぐの「サヤームスクエアワン店」。若者にも人気の行列店です。)

少人数からファミリーまでサイズは豊富(Sサイズ380バーツ(約1300円)~)。

殻を剥くのに奮闘しそうですが、これも旅の楽しみのひとつとしてチャレンジしてみては?

 

プーパッポンカリーブームを日本で体感!

実は数年前から、タイ旅行を取り上げているテレビ番組では、注目の人気料理としてプーパッポンカリーが紹介されていました。それが近年のエスニックブームによって、じわじわと再注目されるようになったのです。

マッサマンカレーの時はグルメランキングから人気となり、レストランでのメニュー展開、食品メーカーから商品発売と、そのブームは段階を経てじわじわと広がっていきました。しかし、プーパッポンカリーの場合は、すでに数社の食品メーカーが販売を開始しています。

エスニックブームの波に乗るには、今のタイミングがベストということでしょうね。

 

プーパッポンカリー⑥(すでにカニ肉が入っているレトルトパック商品。特に食品メーカー「ヤマモリ」は、タイ料理に力を入れシリーズ化されています。150円程度から揃っているのも嬉しい。)
*訂正:食品メーカー「ヤマモリ」様を「ヤマヨシ」と表記しておりましたこと、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。

「家で作るのも、殻を剥くのも面倒!」という方には、2015年12月にオープンしたばかりの東京・銀座「オリエンタルマーケット 猛烈食堂へGO~。

 

プーパッポンカリー⑦(ソフトシェルクラブの「プーパッポンカリー」(1290円税抜)。)

揚げたソフトシェルクラブがとっても食べやすい。甘辛ソースをたっぷりからめて食べれば、カレーの風味がさらに口の中に広がってビールに合いますよ。ソースの中に入っているターメリックの成分クルクミンは、二日酔い防止になり、アルコールとの相性がよいので特におすすめです。

 

プーパッポンカリー⑧(タイ料理を中心にアジアンエスニックの創作料理が満載の店。)

店内はネオンギラギラのローカルナイトマーケットっぽさがあって、テンションが上がります。パクチー料理も豊富で、飲み会や旅の思い出を語る場としても楽しそう。

 

【オリエンタルマーケット 猛烈食堂】

東京都中央区銀座西2-2 銀座インズⅡ 

03-3564-1971

ランチ11:00~15:00(L.O.14:30)*土日はL.O.の設定なし

ディナー17:00~23:00(L.O.22:15)

無休

ぐるなび – オリエンタルマーケット猛烈食堂 有楽町店(銀座_居酒屋)

 

エスニック料理を食べ尽くせ!

プーパッポンカリーをはじめ、カニと卵の炒め料理は東南アジア各国にも存在します。シンガポール名物の「チリクラブ」もそのひとつ。派生系料理としてもカオマンガイ同様に、各国の中華系シェフたちが、それぞれカニの種類や味の特徴を生かして人気料理となっています。卵のふわふわ感とカレーの風味を活かしたタイのプーパッポンは特に日本人の味に合うかもしれませんね。

いち早くブームの先取りをして、さらにブームに終わることなく息の長い定番料理として、プーパッポンカリーを楽しんでみてはいかがでしょう。

 

*エスニック好きなあなたに。