今、メディアなどで話題のハラル(ハラール)食品。現在、イスラム教徒は世界で16億人以上いると言われており、そのほとんどが途上国で暮らしています。そのため、マーケットの大きさからイスラム教徒が食べる”ハラル食品”へのビジネスとしての関心が高まっているようです。

※ハラル食品とはイスラム教の教えに沿った食べ物のことであり、イスラム教徒(ムスリム)が安心して食べられるものです。例えば、豚肉やワインなどはイスラム教の教義に反するため食べれません。

先日、クアラルンプールでMIHASという世界最大級のハラル見本市があり、参加してきました。

MIHAS

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いよいよ入口!と思ったら、君は入れないよ!と言われました。

半ズボンだったからです。。
マレーシアでは、厄介なことに半ズボンやサンダルでフォーマルな場に入るのはダメなんです。涙

近くのユニクロで長ズボンを買って履き替え、ドヤ顔で再入場!
と思いきや、またまたストップをかけられました(笑)

理由はスリッパでした。。

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ちなみに、左はOKで、右のはダメだそうです(笑)
ですが、会場内にスリッパで入っている人がたくさんいることを主張した結果、入場OKに!!!
(マレーシアはこんな感じでテキトーです)

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意外と存在感の薄い日本にビックリ!

会場内は世界各国からのハラルブースがずらり、約500社!
サウジアラビアやバングラデシュなどのイスラム教の国からだけでなく、中国、韓国、台湾の企業もたくさんありました。

しかし、日本の企業が見当たらない。。。

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台湾ブースにあった日本っぽい”KOMESUKE”という企業のブースで、日本の企業はどこか聞いたところ、やっと場所が分かりました!!(ちなみに、KOMESUKEのスタッフの方は日本語上手でした!!感動)
ありがとう、KOMESUKE。ちなみに、KOMESUKEでは“米”を扱っています。

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日本ブースに到着!!
と思いきや
出店している日本の企業はたったの4社(昨年はゼロ!!)

あらま~(マレー語でも”あらま~”は日本語の”あらま~”と同じ意味)
(韓国、台湾は数十社出店)

一体、日本企業のハラル食品への取り組みはどうなっているのか。
日本ハラール協会のトーヒル・マブルーリさんにお話を伺いました。

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Q.日本の企業のブースはなぜこんなに少ないのでしょうか?

A.韓国や台湾は政府がハラル食品推進に対してサポートしているが、日本政府はまだしていないからです。

Q.普段どのような仕事をしているのですか?

A.ハラル認証の他に、日本企業のハラル食品輸出、日本に住むムズリムのサポートなどをしています。他にもたくさん伺いましたが、概して日本の企業のポテンシャルは非常に高いが、残念ながらハラル認証はまだまだ進んでいない。

ということでした。
日本ハラール協会

ハラル界のパイオニア的存在4社を紹介!

①HARADA

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静岡のお茶会社で、マレーシアのイオンでもよく見かけます。
マレーシアではローカルの緑茶も売っていますが、使ってみるとやはり日本のものの方が品質が良いです。

②クロレラ工業

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クロレラにはコレステロール値の低下作用,高血圧の改善,血糖値を下げる効果,免疫活性化,抗酸化作用などがあるそうです。

③よつ葉乳業

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牛乳は140度で殺菌し、真空パックにすると常温で3ヶ月保つそうです。(ビックリ!)しかも美味しい。日本の牛乳はホント美味しいと思います。
マレーシアでは牛乳はほとんどオーストラリアなどからの輸入に頼っているので、チャンスがあるかもしれません。

④日本ビール

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龍馬というノンアルコールビールです。
マレーシアでは、セブンイレブン、スターバックス、さかえ寿司などで扱われているそうです。

今後、国内市場の縮小とイスラム圏の消費拡大が見込まれる中で、日本企業が生き残っていくために必要なハラル認証。たった4社という少なさにはがっかりしましたが、昨年の0社から今年は4社まで出店企業が増え、業界関係者をはじめ、多くの日本人の方々がこの展示会に参加されており、ハラル食品への注目度が徐々に上がってきていると肌で感じました。

今後このマークの取得の流れが加速していくのは間違いなさそうですが、韓国や台湾は既に政府が積極的にハラル食品の輸出を推進しており、それらの国に対して“手遅れにならないように政府も早く推進策を出さないとまずいのではないか”、”食品の輸出拡大を目指す日本にとってハラル食品への取り組みがその目標に対し、大きく貢献できるのではないか。”と会場にいて感じました。

 

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