僕が大学の授業よりも東南アジアに行く理由

初めまして立命館大学政策科学部3年の高池遼です。

先日ジャカルタ帰りクアラルンプールのトランジット中、深夜の変なテンションの時に思い立ってアセナビのメンバーに入りました(笑)。

これからアセナビの記事を書かせて頂くにあたりまずは私とASEANの関係についてご紹介します。

未知の世界東南アジア

私は長野県の田舎に生まれ田畑や水田、山々に囲まれて生活を送ってきました。

そのため幼い頃は海外とは遠くかけ離れた生活をしていたと思うのですが、小学4年生の時に初めての海外旅行でシンガポールへ家族と行く機会がありました。その時に感じた人々の熱気や超高層ビル群を見て、「自分も将来はこんな刺激的な場所で働いてみたい!」と憧れを持つようになったんです。

この経験が、今まで全く知らなかったASEAN地域に対して興味を持った原点だと思います。

その後もイメージすることが出来ないから“実際に行って確かめたいという好奇心”と今後も継続していく“急速な市場発展”に関心を抱き続けました。更に”今の自分を変えたい!”という成長欲から中学生の頃に北京にホームステイに行くなど昔から混沌とした未知のアジア地域に関心が高かったんだと思います。

初の海外旅行シンガポールにて(当時小学四年生)

インドネシアにハマる!

大学時代は主に東南アジアにおけるビジネスや歴史文化に焦点を当てて学習しています。

東南アジアの中でも今までは特にインドネシアと深く関わってきました。去年はジャカルタにあるインドネシア大学経済学部で1セメスター(4ヶ月)留学をしていました。

授業や旅行、学生との交流など現地で生活していて、強く感じたことは主に2つです。


留学時代の授業(アントレプレナーシップ)でビジネスを体験する

物乞いとの出会い

1つ目は何と言っても「格差」。

大学へ通う通学路や食事をしている時などの日常空間において、物乞いをする人々を毎日見ました。これがもう本当に衝撃的で…。

その一方でインドネシアの首都ジャカルタには超大型で開放感たっぷりのモールが数多く存在し(信じられないかもですがジャカルタには渋谷ヒカリエやグランフロント大阪みたいなのが100個くらいあります)、富裕層が高級ブランド店でショッピングを楽しんでいるではありませんか!留学前私は新興国の急速な”成長”ばかりに目がいっていたのでリアルな貧困や格差を見た時のカルチャーショックはとても大きかったです。

留学中は開発経済などの授業も受けて実際にスラム街への聞き取り調査なども行いました。彼らは家とは呼べない簡易的なテントのような場所で生活をしており言葉を失いました…。

このような現地の二極化されたリアルな格差社会を見ることが出来たのはASEAN地域ならではの貴重な経験と言えるでしょう!

スラム街への調査活動

宗教、日本人って何なの?

2つ目の学びは「多様性」。

インドネシアでは日本と違って宗教が重要なアイデンティティの一要素となっているんです!

さあ、突然ですがこの記事を読んでいる日本人のあなたに質問です。あなたの宗教は何ですか?初詣はお寺と神社どちらに参詣しますか?日本では結局どちらでも良いことかもしれませんが、インドネシアではこういった感覚が結構重要です。

身分登録をする際に必ず宗教を聞かれ、「自分の宗教とか分からないっす」と言うと「えっ!?嘘でしょ(笑)」というような反応です。宗教の中でもインドネシアではイスラム教徒が多く高校時代まで全くムスリムとの関りのなかった私からすると、彼らの「来世を前提に生きる価値観」は非常に興味深かったです。

彼らは宗教や民族ごとの独自のコミュニティを大切にし誇りを持ちながらも一方で他者を拒絶することはありません。自称無宗教の私であってもモスクや教会、イスラム教徒の犠牲祭やラマダン明けの食事会などの宗教行事に「参加したい!」と言えば、彼らはいつも寛大に受け入れてくれました。

インドネシアとの出会いは「自分とは何か?」を見つめ直す良い契機になったと思います。帰国後にインドネシアの国のモットーである「多様性の中の統一」に関して大阪総領事館主催のインドネシア語スピーチコンテストで発表し、初級の部で3位になり賞状を頂きました!

ジャカルタ旅行中に撮った写真:イスラム教のモスク(左上)キリスト教の教会(右上)中華系の寺院(左下)ヒンドゥー系の寺院(右下)

「ASEANで働く」を叶える

以上のようなインドネシア大学で経済学やビジネス、そして異文化について学んだ経験を経て3年の夏はより実践の場で仕事をしながらその学びを深めたいと考えジャカルタのEコマース業界でインターンをしていました。

インドネシアでは近年シェアリングエコノミーで注目を集めているUberやGrab、GO-JEKといった配車アプリが日々の人々の生活を支えていること。そしてインドネシア人は多種多様なSNSを好み、それらを巧みに使い分けていることからITが社会と密接につながり世の中の仕組みを劇的に変革させていると私は考えています。

インターンが始まってから、インドネシア人の常にくつろいでいて(santai)面倒くさがりな(malas)日本人との気質の違いやサプライヤーからの返信が1週間経ってもこないなどのカルチャーショックがありました(笑)。

そうした状況下で今まで学習してきたインドネシア語で積極的に意思疎通を図ったり、リマインドのメールを根気強く送るなどの努力をして乗り越えていきました。

異文化でかつ競争の激しい業界に学生のうちから身を置けたのは価値のある経験でした!

アセナビでやりたいこと

今年の10月半ばから年末までの期間ハノイでインターンシップをするので、そこでの生活や今までの自身のASEANとの関係を、振り返りながら発信していきたいと考えています!

大学で課されるレポートって教授にしか読まれないじゃないですか。自分はもっと多くの色んな人に自分の魂を込めて作ったレポートを読んでもらいたい!そしてその読者に対して何らかのインパクトを与えたい!もう大学の「単位を取るための受動的な学び」にうんざりしてしまったんです(笑)。だから早いところ授業は終わらせてあとは自分の好きなことに熱中しようと。

これから頑張っていきますので是非興味を持った方は僕の記事を読んでみてください! 

ABOUTこの記事をかいた人

高池遼

小学四年生の時初めての海外旅行でシンガポールに行きASEANの存在を身近に感じるようになる。ASEANの歴史文化に対する興味とその成長市場に身を置いて生活することに憧れを抱くようになった。大学時代はAIMSプログラムでインドネシア大学へ留学をして格差や多様性に触れる。その後ジャカルタやハノイでのインターンを通して「ASEANで働く」を経験し、自身の体験を周囲に発信していきたいと思いアセナビにジョイン。趣味は観光でコーヒー好き。