2016.11.29

2016年11月9日、アセナビ史上最もアツく豪華なイベントが開催されました!

集まった登壇者6名は、ご自身がアジアで活躍中かつ、若者をアジアへ輩出中の代表者・起業家。

アセナビの読者から頂く質問、

「ASEANで働きたいのですが、どうしたらいいですか?」

「インターンを探しているのですが、どう決めればよいですか?」等々…

そんな質問や悩みを一気に解決してくれる豪華な6名が一堂に集結。当日参加したアセナビメンバー自身も、ぐっと惹きつけられ、モチベートされるイベントでした。

第1部:『海外就職とインターンの現状と就活への布石』

第一部では、タイガーモブ株式会社 代表取締役 菊地恵理子さん、ABROADERS 野口将吾さん、アセナビ 編集長 磯部俊哉の3名が登壇しました。

「海外で働き生活することで得られる気付きと広がる視野」をサブタイトルとして、実際にアジアで働いた視点、働いた実体験からの気づきや自分なりの納得、働く前後の変化についてお話を頂きました。

1109-event-2_ms-kikuchiタイガーモブ株式会社 代表取締役 菊地恵理子さん

「見る前に飛びこめ、落ちながら考えろ」

とても強烈で、タイガーモブでのインターンの風土をよく表している言葉ではないでしょうか。インターンについてなやむ学生も多くアセナビにも質問が多く寄せられます。

しかし、悩んでいる間に世界も動くもの。その悩みは実は心の中では答えが出ていて、“大丈夫だから行ってみなよ!”と背中を押してほしい気持ちの裏返しということが多いのでは? きっとそういう人々にとって、刺激的で背中を押してくれるような一言だったのではないかと思います。

1109-event-4-mr-noguchiABROADERS 野口将吾さん

野口さんはプレゼンの中で、アジアで働くやりがいについて、「社会の負が多く、解決すべき課題が山のようにある」こと、とお話をされていました。負とは、確かにネガティブなことですが、現地の人々にとっても日本人として挑戦する私たちにとっても、これからその負の解決のためにムーブメントを起こすエネルギーに溢れている、というポジティブな空気でもあります。

さらに市場の変化などにより、解決すべきことも変化するアジア。変化の中で自分自身成長するチャンスを掴みたい人にとっては絶好の場所と言えるでしょう。

1109-event-8-toshiアセナビ 編集長 磯部俊哉

我らが編集長、磯部も登壇させていただきました。

彼の“ASEANで働く”ことに対する視点は、憧れでもなく、ただ “飛びこめ!”でもなくフラットで、働くことのリアルを伝えていました。

 

第2部:『大企業から起業、アジア6ヵ国で事業を立ち上げて得た視座とは』

第2部では、ソーシャルワイヤー株式会社取締役・海外責任者 庄子素史さんに登壇いただきました。

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庄司さんご自身のキャリアから、日本人が海外に目を向け、ともに働く大切さ(もはや必須だということ)や、若いうちに持つべき海外という視点についてお話いただきました。

誰もが知る日本の有名大手企業からベンチャーへ、さらに起業へとキャリアを積んで来られた庄司さん。庄司さんから見た日本に必要なことの一つに、「若いうちからマインドチェンジ」とありました。それが「勝負できる素地づくり」になるとのこと。

聴き手である若い私たちが海外、とくにアジアとともに生きていかなければいけないということは、私たちが体感するずっと前から、大人は頭で理解していたこと。では、実際に若いうちからマインドチェンジができる環境にある私たち若い世代は、このメッセージを聞いてどう行動し、何を得て、どう日本に活かさなければならないのでしょうか。

自分のキャリアについて考えさせられるご講演でした。

 

第3部:『シンガポール政府勤務から起業への道』

日本アシストシンガポール代表取締役、関泰二さんのご講演。

とにかく熱い6名がノンストップでお話される、盛りだくさんのイベントだということを、同じくノンストップのイベントレポートで、だんだんとわかっていただけているのではないでしょうか?

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関さん自身のキャリアをお話頂いた後に、大切な姿勢としてこんな印象的な一言があります。

「偶然に対し最善を尽くす」

統計的に18歳の時に描いていたキャリアをある時点で実現している人は、たったの2%だそうです。つまり、この一言で現れているように、キャリアは描くことももちろん大事であるけれども、目の前にある偶然を掴み取り、それに真摯に向き合い最善を尽くすことで道が開かれるということ。

同時に、関さんだからこそ舞い降りた偶然であるならば、その偶然を引き寄せた行動は何だったんだろうか、と考えるきっかけともなりました。トップを走る方のお話を聴き咀嚼して、その方の価値観の一部を盗んで自分のものにしていくのは、イベントの醍醐味ともいえると思います。

 

第4部:『若者よ、アジアのウミガメとなれ』

最後に、ウミガメ エヴァンジェリスト、エンジェル事業家の加藤順彦さんにご講演をいただきました! 加藤さんには以前のアセナビイベントでもご登壇して頂き、アセナビ読者にファンも多いのでは?

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イベントのタイトルにもなっている、「アジアのウミガメ」が意味するものとは何なのか? なぜ今この世界で「アジアのウミガメ」が求められているのか? これからの世界で巻き起こることとは? 成長するために私たちが身を置くべき環境とは?

…詳しくは加藤さんの著書をぜひお読みください!

アセナビとしてのイベントレポートですが、筆者自身が最も感化されたことを紹介させていただきます。

「素敵な勘違い」というものの見方です。

何も考えず、何も触れず毎日を過ごしていれば、加藤さんのいう「普通という同調圧力(または同調圧力という普通)」に気付かないままです。しかし、勇気をもってその「普通」から抜け出し他の世界に出てみたからこそわかることや、行動できてしまうことがあります。普通から抜け出す前の自分では勇気がなく出来なかったことが、抜け出した後は出来てしまう。

周りの環境の変化から生じる「素敵な勘違い」が、次の大きな行動を生むのだということ。常に、「素敵な勘違い」をしていたいですし、そう共感する方が聴衆の中でも多かったのではないかと思います。

「素敵な勘違い」はすこし怖いものだけれど、勘違いしている人だらけの環境であれば怖くない。それが、誰かにとってはアジアなのでしょう。このイベントは、そのアジアへ踏み出し「素敵な勘違い」をし続ける人を応援してくれる方々のメッセージだったのだと、最後に気付くことができました。

 

終わりに

イベント後に話題だったのは、“このイベントのためだけのオリジナルコンテンツが多かった”ということ!豪華な登壇者の方々は年中各地でご講演をされている方々ばかりですが、それでもこのイベントだけのオリジナルな内容がふんだんに盛り込まれていたそうです。

“ASEANで働く”またはASEANとともに生きることは、きっとこれから普通にならなければいけないことで、世界の流れに日本も遅れてはいけません。その価値観やそれに必要なスキルやマインドを持ち、日本を創っていくのは私たち若い世代だと実感しています。

イベントに参加いただいた方々にとって、なにか自分の価値観を揺るがす言葉や人との出会いがイベントで生まれていれば嬉しいです。ご登壇頂いた皆様、関係者の皆様、参加いただいた皆様、サポートいただいたアセナビメンバー、ありがとうございました!

次のアセナビイベントも、乞うご期待。