2016.10.07

この記事は、海外インターンシップの挑戦機会を提供しているタイガーモブ(以下タイモブ)と共同で発信するシリーズ第3弾です!学生のうちから海外で挑戦をした方をご紹介し、同じようにASEANへ飛び出す若者を増やすことを目的に、発信していきます。

大学4年次に「日本のよいものを世界へ」をミッションとする企業でインターンを行った小暮さん。3ヶ月間、ベトナムホーチミンにおいて業務を行った中で貴重な経験を得られたと語る。インターン1号生として彼女はどのような経験をしたのか、話を伺った。

〈プロフィール|小暮里佳子さん〉
外国語学部4年、在学中。英語学専攻。東京都出身。ベトナムホーチミンで「日本のよいものを世界へ」をミッションに掲げる企業にて3ヶ月インターン。ベトナムで日本の高品質な製品を届ける通販サイト「agataJapan」の出店先への営業、並行して自社ウェブメディアにてベトナムで活躍する日系企業の社長インタビュー特集の取材、編集を行う。帰国後は渋谷オフィスにて2016年7月にホーチミンでオープンするagata cafeの営業をサポート。

1号生であることの価値

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— まずベトナムでインターンに至った経緯を教えてください。

もともとは海外に興味があり大学では英語を専攻していました。しかし英語を勉強しているだけでは帰国子女に負けてしまうし、社会に出たときに自分には何ができるのか疑問に感じていました。

そんなとき海外インターンの存在を知り、インターネット検索で偶然アジトラ (※現タイモブ) を見つけたんです。始めからベトナムと決めていたわけではなく、どこへ行くか迷っていました。しかし、「日本のよいものを世界へ 世界のよいものを日本へ」という企業理念に惹かれベトナムに支社をもつ企業でインターンを行うことを決めました。

 

— どのような企業で業務をされていたのですか?

ベトナムで日本の高品質商品を取り扱っている「agataJapan」の運営や、日系企業の海外進出支援などを行っています。ベトナムに進出したい日系企業に対しマーケットリサーチやプロモーションに必要なウェブページ制作などのお手伝いもしています。

私の主な業務は通販サイト「agataJapan」の出店先営業とウェブメディアのインタビュー取材でした。ウェブメディアの運営では特集を企画するところからやらせていただきました。

実は私はインターン1号生だったので、前例にとらわれずやってみたい仕事に挑戦させてもらうことができたんです。

 

ー なるほど!パイオニアの立ち位置で業務に取り組んでいたんですね。

パイオニアは言い過ぎかもしれないです (笑)。

でも、前のインターン生と同じことをするよりも新しく自分で決めていく方が絶対面白いと思います。ベトナムオフィスでは私の後にもインターン生が来ていますが、彼らも目標や得意なことに合わせて業務を担当しているようです。

 

ー 企画から立ち上げた特集というのはどういったものでしょうか?

インターン先ではもともとベトナムホーチミンの街ネタやビジネス情報をお届けするウェブメディアを運営していたのですが、それまでは文化的な内容が中心だった特集コーナーに、ベトナムでのビジネスについて取材させていただく社長インタビュー特集をつくりました。企画から対象の設定、記事構成なども決め記事を作成するまでの一連の流れを行いました。

私は次のインターン生につながる何かをつくり上げたいと思っていたので、この企画を引き継いでもらえたことはとても嬉しいです。

interview1

できないことを知った経験

ー インターンでの成功・失敗体験を教えてください!

インターンを始めて1ヶ月が経ちそうなとき、仕事でわからないことがあり一人で抱え込んだことがありました。責任感を持ちすぎてしまい、すぐに質問をしてはいけないと思って人に聞くことができなかったんです。

でも、ベトナムオフィスの代表に「自分で全てやろうと思わないで、わからないことがあったら早めに聞こうね」と言われたあとは、わからない箇所は積極的に聞くようにしました。それから特に代表や社員さんとの意思疎通ができるようになったし、この会社とお客様の役に立ちたいとより強く思うようになりましたね。

そういった業務の中でも社長インタビュー特集の立ち上げは自分の中でやり遂げたことの一つです。

ベトナムオフィスの社員と参加したホーチミンランニング大会ベトナムオフィスの社員と参加したホーチミンランニング大会

ー インターンを通して現在に活きていることはありますか?

今はまだ学生なので、直接仕事として活かせることはハッキリとはないのですが、やはり人との出会いが大きいですね。インタビューを通して多くの経営者の方たちと直接関わり、いろいろな考えを聞くことができたこともそうです。

そして、ベトナムオフィスの代表や共に業務を行った社員さん方は自分の弱いところや試行錯誤する過程を受け入れていつも見守ってくれました。その人たちと現在も繋がれていることが私の財産だなと思います。

あとは、海外で実際にビジネス経験をしたことで海外環境への理解が深まりました。

実は帰国後にも大学への復学までの期間、日本でインターンを継続していて、ホーチミンでオープン予定だった「agata café」の営業サポートをしていました。

その際にベトナムの文化や環境について聞かれることがあったんですけど、ベトナムでの実際の経験を生かしてお話したこともありました。

ベトナム人社員たちとの送別会ベトナム人社員たちとの送別会の様子

ー なるほど。小暮さんにとってベトナムはどのような国でしたか?

以前はベトナムに対して田舎のイメージを持っていたのですが、実際に行ってみると建物はたくさんあるしバイクも多くて、都会だなと思いました。そして、街の雰囲気がなんだかギラギラしていると感じました。非常に活気があり市場やお店も賑わっている街ですね。

“アジアが怖い”という印象を持っている女性は多いと思いますが、ベトナムは違います。中心地の日本人街には日本人もたくさんいますし、ホーチミンには日系企業も多数進出しています。きちんと自己管理できていれば危険は少ないです。

私が滞在していたアパートは中心地の日本人街から離れていてローカル色の強い地域でした。日本語も英語もほとんど通じなかったのですが、ボディランゲージでコミュケーションを取ることもできたので、なんとかなりました。

あと私が出会ったベトナムの女性たちはすごくお茶目でした。自撮りでいかに可愛く映るか考えていたり (笑)。私が仕事で落ち込んでいる時はそんなところに何度も元気づけられましたね。

でも、お茶目なだけじゃなくて仕事に責任感を持っていて、常に真面目に取り組んでいました。向上心を持って日本語などの外国語の勉強をするだけでなく家族も大切にしています。ベトナムの女性は本当に尊敬できて、素敵な国だなと思いました。

休日のお昼を現地の友達と休日のお昼を現地の友人と

海外インターンは新しい価値観を取り入れる場

— 小暮さんの考える海外インターンとはどのようのものですか?

新しい価値観を自分の中に取り入れる」ものだと思います。日本にいるだけだと気づかないことがたくさんあります。

例えば日本人としての価値観を持っていることさえも気付かない。ベトナムからみた日本、シンガポールからみたベトナムのように様々な価値観を知ることが必要だと思います。社長インタビューで社長の方々のお話からも学んだことですが、海外インターンは軸や引き出しをたくさん自分の中に入れていくことができて、人間の幅が広がる場だと思います。

インターン初日にスターマークの代表から「会社にいるだけで価値があると思っている人がたくさんいるけど、それではダメ。会社に対してどのような利益を出せるか考えて目標を決めようね」と言ってもらいました。“会社とお客様に対してなにをできるか”が重要だと思います。

留学は自分が何を得られるかを考えますが、インターンは自分が周りに何を与えられるかを考えます。

誰かのためにこうしたいと思って行動する方が人ってキラキラしますよね。だからベトナムで出会った他の企業のインターン生たちもみんな一生懸命だったなと思います。

 

— 海外インターンへ行くか迷っている学生さんにメッセージをお願いします!

どれだけ考えても予測できないことはたくさんあります。その予測できないことを楽しめる人は行くべきだと思います。逆に予定通りに行きたいや理想のレールの上を進んでいきたい、自分のダメなところを見せたくないという方はオススメできません。

インターンに飛び込んだら自分はなにもできないことを知るし、努力次第でこれからはなんでもできるんだということです。若いうちは多くのことを吸収できるので、負けじと頑張ってください!

 

取材後記

私自身ベトナムで働くことに興味があり、海外インターンはどのような業務を行えるか知るために臨んだインタビューでした。しかし小暮さんの”予測できないことを楽しむ”という話を聞いた時に、自分は行く前から内容ばかり気にしていることに気付かされました。行く前からこうだ、と打算し臨む姿勢では楽しめないし成長の機会も逃してしまうだろうと。この姿勢は海外インターンをより成長のできる場にするために必要だと感じます。予測できない海外インターンを経験することは意外な成長や体験が得られる機会かもしれません。

 

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