日本企業がインドネシアを渋滞から開放する!!【今週のASEANニュース】4/24号

 

こんにちは。ASEANで一番好きな国はどこかと聞かれると、インドネシアかシンガポールで迷う長田壮哉です。

日本ではまじめな大学生を演じている私は、NUSへの留学前にきちんと勉強しておこうと思い最近はこんな本を読んでいます。

どちらも学部生でも分かるアカデミックレベルで、それぞれの国の歴史、政治、経済を説明してくれていて、とても勉強になります。旅行だけでは見えてこないその国の背景など、なかなかおもしろいですよ!

日本の地下鉄が救世主となれるか!?

「日本の技術で初の地下鉄建設 インドネシア・ジャカルタ」日本経済新聞 2016/4/23
さて、インドネシア、ジャカルタの名物といえば、渋滞ですよね。

DSC01943(全く動かない渋滞・・・)

もうどこに行っても日本とは比較できない渋滞!!

人口が多いのは知っていますが、あれにはもううんざりしてしまいました・・・

しかし!そんな不便さこそがビジネスチャンスになりうるのです!ジャカルタでは現在地下鉄の建設工事が進められており、それを担っているのが清水建設、三井物産、神戸製鋼所といった日本企業なのです!

DSC02013(実際の地下鉄建設現場)

私は1994年、平成6年生まれなので、生まれた瞬間から新幹線や地下鉄があって当たり前だと思っていましたし、それらがない日本の様子なんて全く想像できませんでした。しかしこの建設現場を見て、「あ、地下鉄って地面を掘ってできているんだな。」という当たり前のことを再認識しました。日本も昔はこんな様子だったのでしょうか・・・

「日本にあってASEANにはまだないもの」がどんどん減っていますね。これこそ、ボーダーレス化です。それにしても、早くジャカルタで日本製地下鉄を乗ってみたいものです!

ちなみに、ジャカルタの鉄道には日本の中古車両がまだ元気に走っていますよ!

DSC02288(見覚えがある方もいるのでは?)

DSC02056(入った瞬間に日本製だと分かりました。)

タイからも熊本へのエール!

「タイで熊本支援コンサート=親善大使の俳優呼び掛け」時事通信社
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Photo from GLOBAL NEWS ASIA

まだ余震が続く熊本県ですが、ここでは元気になれるようなニュースを紹介したいと思います。

タイで有名な俳優兼DJのチャーノン・リクンスラガーンさんが、以前映画撮影をした熊本での地震を知ってからチャリティーコンサートを開催してくれたそうです。

このように、お互いに助け合える国際関係をもっと構築したいですね。

そしてこのようなタイ人の優しさに惚れ込んでしまう日本人が多いのも納得です。

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